icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科17巻6号

1963年06月発行

臨床 新生児・2

新生児胃レ線像に関する2,3の知見について

著者: 江部道夫1

所属機関: 1福島医科大学産婦人科学数室

ページ範囲:P.501 - P.505

文献概要

緒言
 新生児消化管のレ線像については,多くの報告があるが,その見解は研究者によつてまちまちで,新生児消化管研究の困難性を示し,未だ統一された見解のないのが現状である。とくに分娩直後の胃について検索を行なつているものは極めて少ない。しかしその中でも,分娩直後の新生児胃内に空気が存在するということは,すでに1886年Breslau1)により発見されている。そこで私はこの気泡陰影および造影剤による陰影のレ線学的検索を行ない,その時間的変化について,2,3の知見を得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら