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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科17巻6号

1963年06月発行

薬剤・2

Depot剤としてのEstriol tripropionateの向性器作用とその臨床的応用性について

著者: 楠田雅彦1 松本道雄1 熊本有宏1

所属機関: 1九州大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.513 - P.520

文献概要

はじめに
 Puckら1)〜5)の発表以来,ながらく日の目をみなかつたEstriol (Et)は,その特異性が注目,再認識されて臨床的にも積極的に応用されるようになつた。
 最近の性steroids化学は,その作用の強化とともに長期持続の方向に進んでいる傾向にある。現在臨床上に使用されているEtはfreeのEtであり,estrogen剤としては依然として取り残された存在ともいえる。Etの特異性および臨床効果よりみて,その作用の長期持続が望まれていた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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