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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科17巻7号

1963年07月発行

文献概要

Proposal

竹内氏の提言(2月号)に応えて—産科医と助産婦との協力とは何か

著者: 関闡1

所属機関: 1東京都立母子保健院

ページ範囲:P.546 - P.547

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 本誌2月号に都立築地産院の竹内院長が,「産科医として,これだけの仕事は助産婦にまかせられる」と題して意見を述べられたが,それに関連して表記のような題で自分の意見を求められたので,平素考えていることを記して諸賢の御批判を乞う次第である。
 助産婦と保健指導  竹内院長もいわれるとおり,戦前の助産婦は産婆と呼ばれていたように助産業務だけが目的で1年間の教育で検定試験の受験資格が得られたし,世間一般もそれだけしか要求しなかったから,助産技術に熟達すればそれで充分であった。いわば産科医の助手的存在に過ぎなかつたといえよう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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