文献詳細
研究 Clinical Research
文献概要
妊娠中子宮腟部びらんは多いといわれるが,腟部びらんの発生論についてもいろいろ論議されており,腟部びらんと発癌の関係も古くから研究されてきた。一方妊娠中子宮頸部は臨床的にも変化がみられるが,その組織学的変化についても多くの発表があり,一般に妊娠時には頸部上皮の増殖性変化がおこり,さらに上皮内癌または上皮内癌類似の上皮異常が出現するともいわれている。
この研究は臨床統計,コルポスコピーならびに病理組織学的検索を用いて妊娠時の腟部びらんの性格を捉え,さらに頸部組織の妊娠時変化を明らかにするために行なつた。
この研究は臨床統計,コルポスコピーならびに病理組織学的検索を用いて妊娠時の腟部びらんの性格を捉え,さらに頸部組織の妊娠時変化を明らかにするために行なつた。
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