文献詳細
文献概要
連載 MY THERAPY in series・14
体重増加遅延新生児にVitacampherを
著者: 衛藤毅1
所属機関: 1東京都立荏原病院
ページ範囲:P.717 - P.717
文献購入ページに移動 何れの病産院でも産褥入院日数は1週間を基準としているようだが,筆者は,次の理由で10日乃至2週間は入院静養した方がよいと母親学級などで説明している。
(1)母体側よりみると外診上子宮が触れなくなるのは,産褥第8日ないし第10日で,この頃になると悪露も血性がなくなる。(2)児側からは,生理的体重減少が初体重に復帰し体重増加の見込のたつたとき。〔註〕入院間に体重復帰をみた3070例につき調査すると平均生後8.6日となり大多数(91%)のものは生後第12日までである(昭25)。
(1)母体側よりみると外診上子宮が触れなくなるのは,産褥第8日ないし第10日で,この頃になると悪露も血性がなくなる。(2)児側からは,生理的体重減少が初体重に復帰し体重増加の見込のたつたとき。〔註〕入院間に体重復帰をみた3070例につき調査すると平均生後8.6日となり大多数(91%)のものは生後第12日までである(昭25)。
掲載誌情報