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学会展望
癌研究の動向と産婦人科—第22回日本癌学会総会より
著者: 竹内正七1
所属機関: 1東京大学
ページ範囲:P.26 - P.30
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第22回日本癌学会総会が昭和38年10月19日,20日と2日にわたり,八木日出雄名誉教授が会長として開催された。出題演題数は473題と云う驚ろくべき多数であったが,「山高きが故に貴からず」ということもあるから,直ちに喜ぶべきことではないかも知れないとしても,非常な盛会であったということは慶賀にたえない。ことに,そのうち,産婦人科関係から提出されている演題が,57題という多きにのぼっていて,しかもその内容が充実してきていることは,日本の癌研究において,産婦人科関係者各位がいかに重要な役割を果しているかということを物語つている。
そこで,産婦人科領域の演題より,癌研究の動向をうかがってみることにした。
第22回日本癌学会総会が昭和38年10月19日,20日と2日にわたり,八木日出雄名誉教授が会長として開催された。出題演題数は473題と云う驚ろくべき多数であったが,「山高きが故に貴からず」ということもあるから,直ちに喜ぶべきことではないかも知れないとしても,非常な盛会であったということは慶賀にたえない。ことに,そのうち,産婦人科関係から提出されている演題が,57題という多きにのぼっていて,しかもその内容が充実してきていることは,日本の癌研究において,産婦人科関係者各位がいかに重要な役割を果しているかということを物語つている。
そこで,産婦人科領域の演題より,癌研究の動向をうかがってみることにした。
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