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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科18巻10号

1964年10月発行

文献概要

PROPOSAL

日本産科婦人科学会臨床大会開催について

著者: 古賀康八郎1

所属機関: 1九州大学

ページ範囲:P.749 - P.750

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 日本産科婦人科学会では,従来おおむね春に行なわれている総会における学術講演のほかに,秋頃に臨床大会を開催することが,本年3月の第16回総会で決定された。そして昭和39年度は11月14日,15日の両日福岡市において小生が担当して実施することになり,まことに栄光の極みであるとともに,その責任の重大さを痛感している次第である。
 さて,最初の臨床大会を開催するにあたつてまずその意義や目的について考察してみる必要がある。ことに最近では各種の学会が年々に増加しつつあつて,産婦人科専門の学会だけでも総会のほかに,各県地方部会,連合地方部会さらには各種疾患に関する研究会や懇談会等々がある。これらのすべてに出席するだけでも容易でないのに,さらに臨床大会が加えられることになつたのであるが,その価値は学会の内容や運営方法によつてきびしく批判されるであろうことを十分覚悟して準備を進めている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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