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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科18巻11号

1964年11月発行

雑誌目次

グラフ

リンパ系造影法

著者: 関塚正昭

ページ範囲:P.831 - P.832

 Kinmonth,J.B.(1952) なこよつて発表されたLympho—graphyは,造影剤を直接リンパ管内に注入することによつて,リンパ管ならびにリンパ節をきわめて明瞭に造影することができ,また色素を注入すればリンパ節の着色によつて開腹時に脂肪中にかくれた小リンパ節も直視下に発見することができる。また造影剤はほぼ6〜8週間にわたつてリンパ節内に留るから,癌のリンパ節転移の予後追求にもある程度まで応用できるであろう。
 われわれは主として11%パテントブルーをもつてリンパ管の標識に用い,またリンパ節着色には油溶性葉緑素パイクロを,造影の目的にはポピオドールを使用して,良好な結果をえている。

PROPOSAL

医用電子機器の安全対策を

著者: 樫田良精

ページ範囲:P.833 - P.835

 最近産婦人科領域でも医用電子機器の有用性がしだいに認識され,この研究や実際面における応用が盛んになりつつあることは喜ばしい。しかし電気を使う装置であるだけに,医療過誤の問題が厳しく注目されるようになつた今日では,その安全対策は一層慎重に考慮されなければならない。去る7月11日,昭和39年産婦人科ME研究会でこの問題がとりあげられ,私見を述べる機会をえたが,すべての関係者が深い関心をもっていただきたいという見地から再び筆をとるしだいである。
 安全対策を樹立するためには電子機器自体の安全管理と使用上の安全管理に分けて考える必要がある。電子器自体としては1)電気的安全,2)機械的安全,3)爆発性ガスを使う可能性のある手術室用機器であるか否かのごとき使用環境条件の3つが関係する。使用上の安全管理は使用者側の責任者として医師は特に深い関心をもつ心要がある。安全に使用するためには1)医学的適応をよく選ぶこと2)正しい使用法の励行3)機器の衛生的管理4)計画的な機器の保守と更新5)万一に備えた救急処置の日常訓練などが重要である

精神身体医学研究と産婦人科—第5回日本精神身体医学総会から

著者: 岩淵庄之助

ページ範囲:P.835 - P.836

 第5回日本精神身体医学総会が初夏の気候を想わせる九州福岡市電気ホールにて,6月,5,6日九大池見教授会長の下に行なわれた。
 本学会が4年前三浦(慶大)前川(京大)九嶋(東北大)田坂(東大)相沢(慶大)田中(順大)野村・古閑(慈大)等の諸氏の尽力で創立され,今日千名を越える会員を擁するにいたつたのは役員諸氏の御努力もさることながら,精神身体医学(以下心身医学と略)の必要性,重要性が一般臨床医にも認識され,滲透して来た徴に他ならず,日本医学界にとつて誠に喜ばしき現象と感ずるのは筆者のみではないであろう。

綜説 産婦人科領域における肝障害

子宮癌診療時の肝障害

著者: 九嶋勝司 ,   一条元彦 ,   山田吾市

ページ範囲:P.837 - P.841

はじめに
 子宮癌治療中に起こる肝障害としては,輸血による血清肝炎,深部レントゲンまたはコバルト照射による肝障害,および化学療法による肝障害が主なものである。ところで化学療法によつて起こる肝障害は内科をはじめ他科の場合と変りないので,ここでは前二者についてのべることにする。また当教室では数年来放射線宿酔に関する独自の研究を進めているが,放射線障害様症状惹起物質を抽出して,これにRadiotoxin Aと命名している。時あたかも肝臓学会,輸血学会等でしきりに肝障害が取り沙汰されている今日,RadiotoxinAによる障害を含めて子宮癌治療時の肝障害を論ずることも無意義ではあるまい。

妊娠中毒症と肝機能障害

著者: 足高善雄 ,   清水克彦 ,   竹村喬 ,   小川真琴 ,   三浦捷一

ページ範囲:P.843 - P.848

はじめに
 妊婦中毒症はその主徴としての浮腫,蛋白尿,高血圧の臨床症状からみて,腎が主役をなすと考えられ易いので,子癇・子癇前症などでは形態学的にも肝に明らかな病変があるにもかかわらず,一般には妊娠中毒症では肝は腎程には重視されずにいることが多いが,妊娠時の肝との関係はHe—pathopathia gravidarumとして古くより注目せられていた。特に妊娠中毒症時の肝障害についてはその機能面や形態面よりいろいろの方法により研究されている。しかし肝機能の障害はすべての症例にみられるわけでもなく,また肝機能障害が妊娠中毒症の予後を左右するか否かはその障害の程度によることはいうまでもない。このように妊娠中毒症における肝障害の意義についてはなお疑問の点もあって今後の研究にまたねばならないが,現在迄に知られている妊娠中毒症と肝障害の関係について,自験例をまじえて文献的にこれを整理し,日頃多忙な臨床医家の診療の一助にも資したい。

外国文献

卵巣卒中

ページ範囲:P.848 - P.848

Abel, K.P.:Ovarian apoplexy Lancet 7325:136-137, Jan.18, 1964
 卵胞嚢胞または黄体嚢胞から腹腔内に大出血をおこすことはまれでないが,どういうものか精しい報告がない。著者はここに5例の自験をあげて注目している。第1例21才で2子の母,12時間つづく右下腹痛・悪心・排尿障害で入院。開腹するに600ccの血液あり,右卵巣嚢胞破裂のため。第2例31才,1子の母,下腹痛8時間で来院,激痛・嘔吐でショック。右卵巣黄体嚢胞破裂で血液120cc,同時に化膿性虫垂炎合併。第3例35才,2子の母,流産1回,突然臍部痛はじまり増悪し,腹壁緊張,開腹1200cc血液,黄体破裂のため。第4例29才,2子あり,腹部全般の疼痛10時間つづき入院。開腹,600ccの血液,右黄体破裂。第5例14才少女,臍部痛1日つづき来院。悪心嘔吐なく排尿困難あり。右黄体破裂で500ccの出血。以上5例すべて経過良好。またすべて1ヵ月または数ヵ月前に同様の腹痛発作あり,ふつう疼痛は臍下にあり,悪心嘔吐より排尿障害の方が主訴である。この点が怒垂炎との鑑別点になる。腹壁緊張の度より腹痛がつよい。両骨盤側に疼痛あり。腸運動はむしろ亢進する。この3点も虫垂炎との鑑別に役だつ。また多くは無熱。長く時間がたつと,腹部膨満し,腸運動減弱し,イレウス症状になつてゆく。外妊との鑑別は,本症に月経があること,腟出血なきこと,Douglas窩に圧痛なきことなど。本症に開腹の適応は腹痛の程度で,卵巣は剔除せず,縫合しておくのがよい。

話題

新しいX線ステレオ写真

著者: 徳山倶康

ページ範囲:P.849 - P.849

 X線写真を立体鏡に入れて,その立体像を眺めると,人体構造が,あたかも,立体映画で見るように,眼前に飛び出し,色々のことがらが観察できることはよく知られている。立体像を眺めた診断は,平面の像だけを眺めた診断よりも,すぐれていることはいうまでもない。ただ診断上は,たしかにすぐれているけれども,今までは,X線の立体写真をうつすのが,多少やつかいだつたのである。たとえば,単純撮影ならば1枚ですむフイルムが2枚もいる。しかも撮影する時には,1枚づつフイルムを交換しなければならない。またそれを眺める立体鏡も備えねばならない。このような繰作の煩雑さと,不経済性が,臨床にあまねく用いられなかつた要因であろう。
 ここに紹介するX線ステレオ写真は,これまでと異なつた原理によるもので,今までのようなフイルム交換も,立体鏡もいらないという簡便な方法である。

学会展望

産婦人科領域におけるメデイカルエレクトロニクスの今後—昭和39年(第3回)産婦人科ME研究会より

著者: 寿田鳳輔

ページ範囲:P.850 - P.853

 最近,MEという語が聞かれるようになつたが,MEとは,メディカル・エレクトロニクス,(Medical Electronics:ME,医学(医用)エレクトロニクス)の略称である。また,メディカル・エンジニャリング(Medical Engineering:ME,医用工学)の略とも解されている。一般的には,人体を含めた生体を対象としているので,MedicalElectronicsは, Bio-medical Electronicsとも呼ばれ,Biological Engineering (生体工学)あるいはBio-medical Engineering の中でも最も有効な手法として,活溌な動きをみせている。しかし,エレクトロニクスとかエンジニャリングという語は,現代生活ではあまりに一般的であつて,その生活の中にとけこんでいるために,かえつてその内容については不明瞭となつている。それは,エレクトロニクスが近代科学のあらゆる分野に欠くことのできない技術となつてきており,それが,各近代科学の根底に広い範囲にわたつて応用され滲透しており,その恩恵を受けない現代科学や現代社会生活はありえないような状況になつているからである。したがつて,現存するあるいはこれから企図されるいろいろの装置や機器はまずその産物であると考えられる。

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デスク・メモ

著者:

ページ範囲:P.853 - P.853

 新大鈴木教授による講座「リンパ造影法(Limphography)の知識」は,好評のうちに来月で終了する。副作用に多少の懸念があるとされるものの,そのリンパ造影による癌診療への臨床的意義は高まつてきているようだ。最近の産婦人科東京部会シンポジウム「産婦人科領域における脈管造影法」においても,動静脈造影とならんで,その臨床的応用が発表されていた。今後の臨床的応用が希まれるわけだ。
 鈴木講座が終了したところで,今月の学会展望欄を担当された東京歯医大寿田講師にバトンを引ついでいただき,講座「ギネ・エレクトクニックス入門」を御執筆願うことにした。大は多用途分娩監視装置から,小は胎児心電計まで,最近の臨床上の問題点を解明する予定。

連載講座 リンパ造影法(Lymphography)の知識・5

影像の読み方(その1)

著者: 鈴木雅洲

ページ範囲:P.854 - P.856

 リンパ造影法は最近になつて,いよいよ臨床的意義を高く認められてきた。この新鋭の診断方法をさらに日常必須の知識とするため,その目的,適応,手技,副作用,読影法,造影剤,特殊なリンパ注入法などについての連載講座を企画した。
 各回に主要参考文献を添え,研究の便をはかつてある。いわば,リンパ造影法の概説であり入門手引として,この講座を御利用願う。

臨床家のための腫瘍免疫学序説・4

—免疫学の進歩—移植免疫

著者: 竹内正七

ページ範囲:P.857 - P.861

 移植免疫の問題は,目下臨床的に重要であり,臓器移植にとつて欠かすことができない問題であるばかりではなく,本講座の主目的である腫瘍免疫の問題にも密接に関連するので,ここに移植免疫を敢えて概説することにする。また妊娠現象を移植免疫の立場で考えて見ることも興味あるので,触れることにする。

カンファレンス

右下腹部痛について

著者: 渋沢喜守雄 ,   本村嗣章 ,   小川喜一 ,   山下正義 ,   有泉基水

ページ範囲:P.862 - P.867

 司会(渋沢) この間外科で虫垂炎だと思つて腹を開けたところが,腹腔内大出血があつたという症例がありましたので,右の下腹部痛というのを主題にして,虫垂炎は除いて,虫垂炎以外の右下腹部痛を主訴とする病気について,各科の皆様と話し合いをやりたい,こういうわけです。話の都合上,この症例を簡単に外科から御紹介願いましようか。

QUESTIONNAIRES・27 アンケート

性病について(その3)

著者: 真田幸一 ,   牛島陽一 ,   紅林康 ,   遠藤幸三 ,   木村好秀 ,   本仙一郎 ,   田中敏晴 ,   奥山通雄 ,   市橋進

ページ範囲:P.868 - P.872

①淋病について
  1) 10年前に比べての患者数の推移をどう考えるか。また急性,慢性の何れに多いか。一    見それと分るような排膿例に出逢つたことがあるか。
  2) 局部処置として洗滌しているか。何故か。洗滌液に何を使うか。また内服薬,注射薬    を使用する場合はどうか。何故か。

MY THERAPY in series・27

婦人科領域における漢薬の試用について

著者: 時永達巳

ページ範囲:P.873 - P.874

 1.自律神経系の失調によると思われる各種の愁訴に悩まされる婦人は多く,多くの病因論と,それに基づく数え切れぬ位の治療法が発表されているが,原著ほどの効果のえられぬ症例の方が多く,心身相関の問題も加わつてくるので,実地医家は殆んどお手上げの形である。ただ重篤な器質的障害を除外して患者というよりはむしろ医師自身を納得させているのが実状と考える。しかし臨床前症状として三義的に扱われやすいこれらの症状こそ,患者にとつて医師を訪れさせた動機である場合が多い点に己の無力を思い知らされることがしばしばである。
 私は,医史学的興味から接した「傷寒論」 「金匱要略」において集大成されたという東洋医学に,これらの症状が可成りの秩序をもつて整理されていることに関心を持ち,その薬方の中で,煎薬は一応除外して時折,試用して喜ばれているので参考までに記してみたい。

人工破膜とその容易な方法

著者: 寺木良巳

ページ範囲:P.874 - P.874

 分娩誘導の一つの方法として人工破膜は古くから行なわれ,それぞれ改良された器具が使用されており,今日人工破膜の有用性は高く評価されていると思われる。
 破水は陣痛の始まる一つの徴候であるとさえいわれており,自然,人工の別なく破膜は確実に陣痛力を増強し分娩の進行を容易ならしめる。

臨床 絨毛上皮腫

肺葉切除を行なつた肺異所絨毛上皮腫について

著者: 古賀康八郎 ,   大吉繁男 ,   前田一雄 ,   池田盟男

ページ範囲:P.875 - P.882

はじめに
 異所絨毛上皮腫とは,子宮における卵着床部位以外の身体の各部に発生した絨毛上皮腫をいい,Schmorl1)(1897)によつて初めて記載され,Dunger2)(1905)により命名されたもので,比較的まれな疾患である。われわれはこのたび,胞状奇胎除去後に正規産を経過したのち発生した肺の異所絨毛上皮腫を経験したので報告する。

薬剤 妊娠診断

新しい免疫学的妊娠診断法(Ortho Pregnancy Test)について

著者: 村田善保 ,   佐藤利廣 ,   村上章 ,   船橋祐則

ページ範囲:P.887 - P.889

 妊娠の早期診断法として,古くからAbderhal—den (1906)の血清反応以来多数の報告があり,最近でも尿histidine反応,血液・尿・唾液のβglucuronidase測定法,性ホルモン証明法等の生化学的方法が試みられてきているが,いずれも適中率が極めて低いか,操作が複雑で一般に実用化されるまでにいたつていないのが現状である。
 一方,妊婦の血清や尿などの中に絨毛性ゴナドトロピン(HCG)が存在する事実を利用して,1928年にAschheim-Zondekは生物学的に妊娠の有無を診断する方法を発表し,その後Friedman反応やMainini反応等が考案され,比較的迅速かつ確実,経済的に妊娠を早期のうちから診断することが可能となり,現在ではこの方法が広く臨床的に応用されている。しかし動物飼育に手間がかかり,また少なからぬ生物学的誤差を免れないという欠点があるので,もつと短時間内に簡便に,しかもできることなら試験管内で実施できる確実な妊娠反応の出現が,われわれ臨床家によつて長らく渇望されてきた。

妊娠診断スライド法の検討

著者: 青島雄吾 ,   伊藤光雄 ,   山田道生

ページ範囲:P.899 - P.907

はじめに
 一滴の尿で,その場ですぐ妊娠の有無を診断することは産婦人科医の夢であつたが,近年免疫学的妊娠早期診断法の研究が急速に進み,1960年にはWide&Gemzell1)はヒツジ赤血球を用いる凝集阻止反応によつて,Brody&Carlström2)は補体結合反応で,McKean3)は沈降反応法で妊娠の血清学的診断を試みた。Wide&Gemzell1)の方法はヒツジ赤血球にHuman Chorjonic Gona—dotropin (以下HCGと略す)を吸着させ,抗HCG血清と凝集反応が起こるのを,あらかじめ抗HCG血清を妊婦尿中HCGで中和しておくと,その凝集反応が見られなくなる原理によるもので,臨床的にも良い結果を報告4)5)している。その後Robbinsら6)はヒツジ赤血球の代りにPolystyrene latex粒子を用いて,Latex凝集阻止反応を試みた。しかしこのPolystyrene latex粒子を用いる試験管法も,合計3時間の定温孵置,遠沈等の操作が必要であり,遠沈の条件により判定に動揺がある等未だ最良のものではなかつた。しかるに最近やはりLatex粒子の凝集阻止反応による妊娠診断スライド法が考案せられ実用化7)されるにいたつた。
 私たちは最近この妊娠診断スライド法Gravin—dexを入手し,いろいろ検討したのでその結果を報告する。

血液

産婦人科外来におけるトロンボテスト

著者: 牛島陽一 ,   松下正一

ページ範囲:P.891 - P.897

はじめに
 産婦人科領域では,月経異常を含めた不正性器出血,分娩時異常出血など出血に関係のある疾患が多いが,ややもすると局所的異常にのみ注意し,全身的な血液異常に対する検索はやや等閑視されている傾向があつた。また従来から行なわれている出血傾向の検査は出血時間,全血凝固時間の測定,血小板数の算定,毛細管抵抗の検査である。最近血栓,栓塞性疾患の増加に伴い,わが国にも抗凝血療法が導入されCoumarin系,Indandione系の経口抗凝固剤が使用されるようになりこの方面の関心がたかまつてきた。抗凝固剤治療の指標として,従来Quick一段法プロトロンビン時間が用いられたが,第IX,第X因子の異常が注意されるに至つて,1959年OwrenはCoumarin系抗凝固剤により抑制されるトロンビン転化への外因性ならびに内因性凝固系のプロトロンビン,第VII因子,第IX因子,第X因子を綜合して測定できる方法としてトロンボテストを発表した。われわれは当科外来患者を対象に,その出血傾向のスクリーニングテストとしてトロンボテスト(以下T.T.と略す)を行なつてきたので,ここにその知見を報告すると共にルーチンテストとして用いるに先立つてT.T.測定条件について,若干の検討を試みたのでその成績を附加する。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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今月の臨床 婦人科がん診療を支えるトータルマネジメント─各領域のエキスパートに聞く

69巻11号(2015年11月発行)

今月の臨床 婦人科腹腔鏡手術の進歩と“落とし穴”

69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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