文献詳細
MY THERAPY in series・28
文献概要
子宮膣部糜爛は婦人科外来では,ごくありふれた疾患であるにも拘らず,難治性であり子宮頸癌との鑑別に苦しむ真に面倒なものの一つである。糜爛治療の際に注意すべきことは,混在しているかも知れない子宮頸癌の検出を常に念頭に置くことであろう。
通常,糜爛患者の主訴は帯下及び性器出血が圧倒的で94%を占めているが,性器出血の際には子宮癌恐怖症を必ず伴なつているものである。このような患者が来院した際に,先ずスメアを採取し,疑わしい部位の組織標本を造ることが第一である。日時を定めてコルポスコープ診を施行して前記の検査を行うことはもつと望ましいことである。
通常,糜爛患者の主訴は帯下及び性器出血が圧倒的で94%を占めているが,性器出血の際には子宮癌恐怖症を必ず伴なつているものである。このような患者が来院した際に,先ずスメアを採取し,疑わしい部位の組織標本を造ることが第一である。日時を定めてコルポスコープ診を施行して前記の検査を行うことはもつと望ましいことである。
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