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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科18巻12号

1964年12月発行

統計 先天奇形

先天奇形の統計

著者: 安達国雄1 清水孝一1

所属機関: 1仙台鉄道病院産婦人科

ページ範囲:P.951 - P.957

文献概要

はじめに
 先天奇形の発生について従来からその成因が種々検討されてきたが,海豹肢症児出産の急激なる増加により世界的に社会問題としてクローズアップされ,あらためて奇形発生の外的因子および遺伝因子に関心が払われ積極的に証明しようとする研究がすすめられている。
 最近の研究によると外的因子が遺伝因子よりも奇形発生に重要な役割を演じているので,医師の注意と妊婦に対する適切な指導により先天奇形は或る程度予防し得るものと思われる。しかも奇形は新生児死亡の中でも次第に高位を占めるよになってきたので,奇形を減少させることがとりも直さず新生児死亡を減少させることになる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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