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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科18巻6号

1964年06月発行

文献概要

薬剤 妊娠中毒症

妊娠中毒症に対するPolythiazide (Renese),およびMethyclothiazide (Enduron)の効果

著者: 福田透1 中村清彦1 新井富士夫1

所属機関: 1信州大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.491 - P.496

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緒言
 Benzothiadiazine系誘導体の利尿,降圧作用はすでに定評のあるところであり,わが教室においても,現在まで数回にわたり,これらの薬剤の晩期妊娠中毒症(以下中毒症の略)に対する臨床成績を検討報告してきた4)5)6)7)8)9)10)。最近さらに薬用量が少なく,長時間持続効果を有し,副作用が少ないといわれるPolythiazide (Renese)〈台糖フアイザー〉および,Methyclothiazide(Enduron)〈大日本製薬〉を中毒症に試用検討する機会を得たので以下現在までの成績につき報告する。なおその一般名,構造式,化学名は第1図のごとくである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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