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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科18巻8号

1964年08月発行

MY THERAPY in series・24

膣トリコモナスの検出

著者: 青河寛次1

所属機関: 1京都府立医科大学

ページ範囲:P.641 - P.642

文献概要

 原虫検出の意味:帯下の治療にあたつては,まず,腟内容の検索を行なつたうえで,その検出菌に適した薬剤の選択投与が行なわれるわけである。しかし,腟内容の検査を行なつても,1,2回の検査で不確かなままに薬剤投与が行われたり,あるいは,忙しい日常臨床の日々にあつては,ともすれば起炎菌の検出が行われなかつたりすることが往々あり,そのために腟トリコモナス症(腟ト症)の診療にいろいろな困難を生じている。
 もちろん,こうした盲目投与を行うのも,それ相応の根拠がないわけでない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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