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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科18巻9号

1964年09月発行

MY THERAPY in seride・25

骨盤位外回転術の一法—検診台上骨盤高位、双合手による法

著者: 松浦鉄也1

所属機関: 1松浦病院

ページ範囲:P.707 - P.707

文献概要

 骨盤位妊娠に対する処置としては3つの方針,すなわち放置,外廻転術,自己廻転促進法(特に所謂膝胸位法)がある。そのそれぞれの関係については最後に触れることとして,先ず私が行なつている外廻移転の要領に関して述べてみたい。
 外診台上で骨盤位と診断した場合,外廻転術を試みる方針を立てたら,一応台から降して,油圧式検診台上に仰臥せしめる。これは一般の検診台(桑原武等)では高過ぎて施術に不便であること,骨盤の高さ(台の角度)を簡単に調節するにはハンドル回転が便利である事等による。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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