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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科18巻9号

1964年09月発行

症例 妊娠と尿路障害

妊娠と尿路障害

著者: 滝直彦1 岡部三郎1 扇内銑也1

所属機関: 1国立金沢病院産婦人科

ページ範囲:P.715 - P.720

文献概要

はじめに
 妊娠によつて,泌尿器は解剖的にも,機能的にも,大きい影響を受ける。膀胱圧迫症状,上部尿路の拡張等は,妊娠時ほぼ必発の徴候であり,尿管走行異常や腎機能低下を示すものも少なくない。
 妊娠を原囚とする尿路疾患は,すべて尿流停滞によるものであるが,これに2種類を区別することができる。一つは,尿流障害を直接の因とする1次的なものであり,他はそれを間接原因とする2次的なものである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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