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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科19巻1号

1965年01月発行

文献概要

綜説

螢光抗体法によるHCG産生細胞同定の試み

著者: 野嶽幸雄1 山口光哉1 中川欽司1 内山信行1

所属機関: 1慶応大学産婦人科教室

ページ範囲:P.7 - P.17

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 Albert H.Coons一門により開発された螢光抗体法は鏡検下での抗原・抗体反応を観察できるもつとも優れた方法で,その免疫紅織化学的立場からみた真の価値は組織・細胞内で展開される生物学的現象の真相に迫りうることで,基礎・臨床を問わず最近益々応用の範囲が拡大されている。さてHCGの抗血清のえられる今日,本法が果してHCG産生細胞同定の決め手となりうるであろうか。本稿はこの問題をめぐり著者等の実験成績にもふれ,多角の視野から綜説的に考察する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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