icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科19巻10号

1965年10月発行

産婦人科領域におけるメデルカル・エレクトロニックスの応用 薬剤

Cephalothinに関する臨床的研究

著者: 松下光延1 湯浅充雄1 今村元彦1

所属機関: 1京都府立医大産婦人科学教室

ページ範囲:P.839 - P.843

文献概要

はじめに
 新らしい抗菌性物質の探求はとどまるところを知らず,合成Penicillinのように一時忘れ去られようとしていたPenicillinが合成化学の進歩によつてその化学構造に少し変化を加えるだけで全く新らしい性質の抗生物質となつて再登場したことはまだ記憶に新らしいところである。
 1955年Abraham NewtonらによつてCepha—losporium acremoniumが産生するCephalos—porin Cが分離され,これを母核として種々の製剤が合成されているが,現在臨床に供されているものにCephalothin (CET) Cephaloridine (CER) Cephaloglycinなどがある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら