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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科19巻11号

1965年11月発行

グラフ

産婦人科病理組織像の見方—子宮内膜の組織診断について(その2)

著者: 蜂屋祥一1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学産婦人科教室

ページ範囲:P.855 - P.856

文献概要

 成熟婦人における子宮内膜は月経という定期的剥脱現象があるため,同じ器質的病変でも,他の臓器の組織と同様の病理組織的変化を示さないことが多い。このことは子宮内膜に発現する結核性病変を一つ取り上げても判然とする。代謝席物の内膜への沈着も同様の理由からきわめてまれであるし,特有の像を呈する。
 ここに示す症例は最近遭遇したPVP (Polyvinylpyrroridon)沈着症の1例で,その病歴と共に興味ある組織像である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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