icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科19巻11号

1965年11月発行

悪性腫瘍の問題点 化学療法

臨床

Gilbert氏病患者の妊娠分娩例

著者: 百瀬和夫1 大木康志1 加藤晟子1

所属機関: 1東邦大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.905 - P.908

文献概要

はじめに
 Gilbert氏病は1901年Gilbert & Lereboulletによつてはじめて記載され,Dubin-Johnson氏症候群などと共に体質性過ビリルビン血症の代表的た疾患で,肝疾患として特異な位置を占めるものである。わが国においては昭和29年上野により先天性非溶血性黄疸の名で報告されて以来,研究発表あいつぎ,39年増田らの集計によれば74例(うち女性26例)を数えている。産婦人科領域に関連した発表はないが,最近本症と思われる1例の妊娠分娩を経験したのでここに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら