文献詳細
悪性腫瘍の問題点 化学療法
臨床
文献概要
はじめに
Gilbert氏病は1901年Gilbert & Lereboulletによつてはじめて記載され,Dubin-Johnson氏症候群などと共に体質性過ビリルビン血症の代表的た疾患で,肝疾患として特異な位置を占めるものである。わが国においては昭和29年上野により先天性非溶血性黄疸の名で報告されて以来,研究発表あいつぎ,39年増田らの集計によれば74例(うち女性26例)を数えている。産婦人科領域に関連した発表はないが,最近本症と思われる1例の妊娠分娩を経験したのでここに報告する。
Gilbert氏病は1901年Gilbert & Lereboulletによつてはじめて記載され,Dubin-Johnson氏症候群などと共に体質性過ビリルビン血症の代表的た疾患で,肝疾患として特異な位置を占めるものである。わが国においては昭和29年上野により先天性非溶血性黄疸の名で報告されて以来,研究発表あいつぎ,39年増田らの集計によれば74例(うち女性26例)を数えている。産婦人科領域に関連した発表はないが,最近本症と思われる1例の妊娠分娩を経験したのでここに報告する。
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