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グラフ
産婦人科病理組織像の見方—絨毛上皮腫の形態学的認識における2,3の注意
著者: 細川勉1
所属機関: 1慈恵医科大学産婦人科
ページ範囲:P.933 - P.934
文献購入ページに移動 このグラフシリーズの前々号で,悪性腫瘍の形態学的認識における基本的3条件につき簡単に記したが,絨毛上皮腫のばあいには,頸癌などに比べ,実際の判定上はるかに難しさがある。
第1の条件である異所性浸潤性破壊は,われわれが肉眼的所見でも,"ああこれは絨毛性腫瘍だな"とする条件であるが,正常のTrophoblastでは,本来の特性として子宮壁への浸潤性性格があることを忘れてはならない。
第1の条件である異所性浸潤性破壊は,われわれが肉眼的所見でも,"ああこれは絨毛性腫瘍だな"とする条件であるが,正常のTrophoblastでは,本来の特性として子宮壁への浸潤性性格があることを忘れてはならない。
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