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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科19巻2号

1965年02月発行

文献概要

症例

癌変性を来した子宮腟部筋腫の1例

著者: 小林一郎1

所属機関: 1小林産婦人科

ページ範囲:P.147 - P.149

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はじめに
 子宮筋腫の大部分は子宮体部に発生するものであり,頸部に発生するものははなはだ少数でなかでも子宮腟部に発生するものは,きわめてまれである。
 諸家の報告を見るに体部筋腫90〜95%に対して頸部筋腫は5〜8%子宮腟部筋腫は0.1〜0.6%の頻度を示しているにすぎない。しかも子宮腟部筋腫の癌変性を来した症例は高原の1例の報告が有るが誠にまれなものである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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