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薬剤
アスパラギン酸塩(ヘルタスD錠)の産婦人科領域における使用経験
著者: 伊藤宣孝1 植松修1
所属機関: 1東京逓信病院産婦人科
ページ範囲:P.165 - P.168
文献購入ページに移動はじめに
最近,アスパラギン酸塩の薬理作用が,種々の方面から研究され,その臨床的応用についても検討されている。特に肝疾患,心疾患,循環器疾患,低カリウム症,疲労状態の回復等に用いられ好結果がえられたとの報告がなされている。しかし,産婦人科領域においてはアスパラギン酸塩使用による報告は,本邦においては殆んどみられない。
我々は今回,大日本製薬よりアスパラギン酸と細胞内主要電解質たるK及びMgとを結合させたL—アスパラギン酸カリウム及びマグネシウム塩(ヘルタスD錠)の提供を受け,これを産婦人科領域に試用する機会をえ,興味ある結果をえたのでここに報告する。
最近,アスパラギン酸塩の薬理作用が,種々の方面から研究され,その臨床的応用についても検討されている。特に肝疾患,心疾患,循環器疾患,低カリウム症,疲労状態の回復等に用いられ好結果がえられたとの報告がなされている。しかし,産婦人科領域においてはアスパラギン酸塩使用による報告は,本邦においては殆んどみられない。
我々は今回,大日本製薬よりアスパラギン酸と細胞内主要電解質たるK及びMgとを結合させたL—アスパラギン酸カリウム及びマグネシウム塩(ヘルタスD錠)の提供を受け,これを産婦人科領域に試用する機会をえ,興味ある結果をえたのでここに報告する。
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