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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科19巻3号

1965年03月発行

雑誌目次

特集 社会保険の問題

異常分娩の問題点

著者: 三宅秀郎

ページ範囲:P.180 - P.184

はじめに
 昭和35年秋にわが学会の社保委員会が拡大強化されたさいに,各地会員の現在早急に是正して欲しい事項の集計がある(日産婦誌13:662,昭36)この28項目のうち異常分娩に関するものを要約すると,(1)産科手術点数の低すぎること(2)現行の新生児介補料と分娩監視料が低額にすぎること (3)人工妊娠中絶の麻酔制限がその主なものである。これらを主としてのべてみたい。

追加発言および質問

ページ範囲:P.184 - P.184

(B)三宅講師へ追加および質問
 (1)乙表でブジーの点数を,113.5点以上とし,分娩誘導のときはその行なった産科手術のすべてを加算せよ。(余語) (2)時間外手術を150点以下の手術にも。(余語) (3)会陰裂傷のみのとき分娩監視料をみとめない現行疑義解釈は不当。(余語) (4)新生児介補料の甚だしい低点数。(浅羽) (5)側切開を上手書やつた時より,下手に腟壁まで大裂傷を作つた方が高点数である矛盾。(浅田) (6)異帯分娩関係が甚だしく低点数。(浅羽) (7)新生児介補料を10点位とし,入院料相当額の加算をみとめよ。(浅羽) (8)新生児関係の点数(死産を含む)は母名儀で請求できるように。(浅羽) (9)分娩監視料の廃止は当然,各手術点数のアンバランス是正方。(小林)

正常分娩と異常分娩との限界

著者: 飯島近治

ページ範囲:P.185 - P.187

はじめに
 本日私に与えられたテーマは正常分娩と異常分娩の限界でありますが,これと密接な関係がありかつ今日はもちろん,今後の社会保険診療に重要な関係を持つ, 「社会保険診療の限界」なるテーマを提示し皆様と共に検討したいと存じます。

分娩に関する現行関係法規特に疑義解釈の再検討

著者: 内野総二郎

ページ範囲:P.188 - P.192

はじめに
 昭和3年12月4日付保発92号社会局長官通牒による官製診療方針の制定は,爾来40年間にわたる我国健康保険診療に対する低医療費政策による制限診療の基礎となった。その後保険医制度の法定化に伴ない昭和18年3月12日付厚生省告示105号によつて健康保険医療養担当規程がつくられたが,これも昭和25年9月2日付厚生省告示239号によつて中央社会保険医療協議会の発足とともに改正されその後も各種治療方針の改正治療指針等の採用毎に数度の一部改正が行なわれた。昭和32年には注目の健康保険法の大改正があつて,昭和32年4月30日付厚生省令号によつて二重指定制を中心とした保険医療機関および保険医療担当規則として再発足した。(第1図,第1表)。しかしその際は日医側の強い要求によつて従来極端な経済的治療を要求するために用いられていた担当規則中の用語の削除と修正がなされた。さらに昭和36年全国医師会は,日医が自民党と交換した4項目の合意書をもとに健康保険法の抜本的改正のための全国的統一行動を展開した。かくして日医は昭和32年の法改正以前に出された疑義解釈中で制限治療を目的として通達されたものは全面的に廃棄すべきであると主張したが,厚生省当局は正規の手続きを経てその廃止または修正が決定するまではその効力を失うものでないと力説しているために末端においては今日なおいろいろ物議をかもしているのが現状である。

社会保険の問題

著者: 丸山正

ページ範囲:P.193 - P.194

はじめに
 従来日本産科婦人科学会の総会は,毎年全国各地において春季に開季に開催されてきたが,本年の評議員会及総会書おいて秋季に主として臨床問題をテーマとした学会(臨床大会)を開催することが決定された。その第1回の大会が今回(11月14,15の両日)福岡市において古賀教授主催の下に開催されその際関係各位のお取計らいで社会保険の問題に関するシンポジウムが加えられることになり,学会内社会保険委員会の委員長である森山教授より相談を受けたがさて学会としてこの問題を取りあげてシンポジウムの形で講演するとすればきわめて沢山ある社保問題の中のどれをテーマとしてどんな形式でこれを行なうかということが問題となりいろいろ検討した結果,第一回の試みでもあり本年はまず日常きわめて取扱う機会の多い分娩書かんする諸問題をとりあげてみるという事に意見が一致した。
 講師としては,関東,関西および臨床大会が開催される地元の九州から各一名づっお願いすることにして関東より三宅秀郎博士(社保委員会幹事長)関西よりは飯島近治博士(社保委員会副委員長)九州よりは内野総二郎博士(社保委員会常任委員)の3名が推選され,御承諾をえたしだいである。そして各講師の方々より左記の如き講演内容抄録が呈出された。

グラフ

骨盤X線像による仙骨形態分類

著者: 渡辺金三郎

ページ範囲:P.177 - P.178

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巻頭言

著者: 古賀康八郎

ページ範囲:P.179 - P.179

 昭和39年度日本産科婦人科学会臨床大会が11月14日,15日の両日にわたって,新装なつた福岡市民会館で盛大に開催された。この臨床大会は最初の試みであるからまずその生たちについて述べておく必要がある。
 日本産科婦人科学会では従来おおむね春季の総会において学術講演が行なわれるほか,各種の研究会や懇話会などがあって,産婦人科学の進歩発展に貢献してきたのであるが,最近の科学の進歩はまことに目ざましく,それぞれの専門分野のものでないと理解し難いものが少なくない。このような蘊奥をきわめた研究を今すこし理解しやすくまとめて一般臨床に直結するような学会の開催されることを要望する声が最近とくに強まつている。学会員の大多数が実地臨床家によつてしめられていることからも当然のことと思われる。このような会員の要望に答えるために,臨床大会を開催することが昨年3月の日本産婦人科学会総会で決定され,昨年度は小生がこれを担当するように指名された。色々の事情で毎年開催できるか否かとの危惧もあって,年度をつけることにして,回数をつけないようになつている。せつかく企画されたものが,しりきれとんぼにならないように,年々と盛大になることを念願して最初の大会を計画したことはもちろんである。

産婦人科時評

著者: 中嶋唯夫

ページ範囲:P.222 - P.223

 昨年の第2回新生児研究会で,九嶋会長はシソポジウムの一つとして"新生児の栄養"をとりあげられ,その際母乳栄養の大切なことが再び強調され,母乳栄養法の確立さらには人乳銀行についても討論がなされている。
 しかし過日当院で褥婦について,いくつかのアンケート調査をして驚いたわけであるが,以下一寸述べるように保育にっいての関心が低下していて,分娩後2日間は母児異室とし,3日目に昼問丈母親の許で哺乳練習をさせ,4日目から母児同室としているが,半数以上の母親が夜間の保育を希望せず,その後注意してみると,哺乳量の測定を実施したがらない例が多く,近年の人工栄養法の割合の増加は,母親の熱意の低下,すなわち哺育にっいての関心の少ないことも預つているようである。

綜説

子宮頸癌治療における抗癌剤最近の使用機序

著者: 大谷恭一郎 ,   平林光司 ,   堀内博史

ページ範囲:P.195 - P.200

はじめに
 現在における子宮頸癌治療の基本は,手術療法と放射療法であることはいうまでもない。しかしながらこれらの基本的方法のいずれか一方あるいは両者を適当に組合わせて,第1期と呼ばれる比較的初期の子宮頸癌の治療を完遂した場合においても,なお10〜20%程度の再発死亡例のある事は周知の事実である。これらの再発原因については,初期の頸癌においてもすでにリンパ節転移の存在する例の相当多いことが認められており,最近のわれわれの研究結果ではさらに頸癌の血管侵襲像の予想外に多いことが判明している。また手術操作による癌細胞の撒布や遠隔転位の可能性についても,多くの人々がこれを認めている。したがつて子宮頸癌の治癒率向上のためには局所療法としての手術療法ないし放射療法の欠点を補い,全身的に作用して完全に癌細胞を死滅させる理想的な化学療法の出現こそ万人の期待するところである。
 この目的のために現在まで多数の抗癌剤が開発され,多くの臨床応用が試みられたが,残念ながら現在までのところは決定的な治療効果を示す薬剤がみられず,一部では癌の化学療法の価値を疑問視してこれを否定する者もある現状である。

学会展望

癌治療研究の進歩と産婦人科—第2回日本癌治療学会から

著者: 藤原幸郎

ページ範囲:P.202 - P.204

 第2回日本癌治療学会は11月19,20,21日 の3日間千葉市において開催された。婦人科関係の会員の大部分は,癌学会,臨床大会にひきつづいての本学会という訳で多少学会疲れの気味の様に見受けられたが,一般講演は各分科会共20日に集められ,特別講演及びシネクリニックを19,21両日に行なう新形式に,膨大な内容の学会も整然と進められた。
 婦人科分科会長として千葉大学御園生教授が当られ,婦人科関係の演題はすべて第3会場の県庁講堂で行なわれたことは,婦人科関係会員としては非常に便利でもあつたが,他科の動向をうかがい,かつ癌の臨床において他科と協力の機会を作る点で数少ない好機であるこの学会の意義を多少とも減殺したのではないかと残念でもあつた。

講座

産婦人科領域のME入門(その3)—その基礎理論と臨床

著者: 寿田鳳輔

ページ範囲:P.205 - P.208

 今回から具体的な事例として,胎児心音の記録からはじめる.一般に,臨床上の人体の振動・音は心音でもつて代表されている,しかし,成人の臨床心音計についても,いろいろの部分について検討中である.したがつて,その特例である胎児心音については,より多くの難点をかかえているが,ここでは,一応,理論と臨床面から安定し,その実際において容易に実施しうる方法で述べる.

臨床家のための腫瘍免疫学序説・7

癌免疫における補体の意義と免疫細胞溶解現象

著者: 竹内正七

ページ範囲:P.209 - P.214

 従来,種々の免疫現象が個々に記載されているに過ぎなかつたが,補体学の進歩に伴い,抗原,抗体の反応の他に,補体の関与が明らかになり,これらの免疫反応の関連が統一的に理解できるようになつてきた。そこでまずVI,補体の意義について概要を紹介し,次に補体の関与する免疫反応の代表であり,しかも諸々の免疫現象の普遍的基底をなしていると考えられる免疫細胞溶解現象について述べるために,VII,免疫癌細胞溶解現象の項をとつて解説する。

対談 臨床検査法シリーズ・1

「子宮癌の細胞診」

著者: 尾島信夫 ,   栗原操寿

ページ範囲:P.216 - P.220

 ききてあいさつ:研究室で有益な新しい技術が開発され,輝やかしい業績となつて学会や専門誌に生かされて,全国の婦人に用いられるためには様々の困難や隆路がある。それをもどかしく思う一人として最近発達したわが領域の数種の臨床検査法について,実地医家の診療室と大学の研究室とを「対談」というかたちで直結させてみようという試みが本シリーズである。ききてが本当に役立つ質問を続けられるよう,読者からの注文をいただげれば幸いである。

Questionnaires・31 アンケート

未熟児哺育の手順—その1

著者: 石浜淳美 ,   尾島信夫 ,   安達寿夫 ,   小国親久 ,   橋口精範

ページ範囲:P.224 - P.227

①未熟児室の管理
 1) 哺育器の温度,湿度はどうしているか。何故か。
 2) 体重何gになるまでおくか。(退院,又は新生児室に移す基準)

MY THERAPY in Series・31

胞状奇胎内容除去に際しての開腹手術の臨床的価値

著者: 自見昭司

ページ範囲:P.228 - P.229

 胞状奇胎の治療としては,現在 (1)ラミナリヤ,ブヂー等を挿入し,陣痛誘発剤を投与して奇胎の自然排出(流産)を促す待期的療法,(2)子宮頸管を拡大しての積極的な子宮内容除去術,(3)子宮別出術の3方法が行なわれている。
 しかし子宮が過大で子宮底が臍高或はそれ以上に達するような揚合はその処置に困惑することがある。

臀位に吸引逐娩器使用の試み

著者: 佐久間浩

ページ範囲:P.229 - P.230

 昭和39年の第16回日本産婦人科学会の臨床特別講演の中で日本医大の三谷教授は吸引逐娩と児の予後と題して吸引逐娩の術式や適応その他を昭和36年以降昭和38年8月末まで日本赤十字社本部産院で実施した360例を詳細に検討発表しておられる。
 そして臀位分娩に対して吸引逐娩を1912年にKuntshが試みK.EIel—bauev, P EISner-Machayはその利用価値を強調し,三谷教授も骨盤狭部に先進部のある腎位で分娩進行の思わしくない症例に使用しているとのべておられる。

症例

腎性妊娠血尿と血乳の1例

著者: 渡辺重雄 ,   佐々木繁

ページ範囲:P.231 - P.234

はじめに
 泌尿器系における妊娠性変化が慢性腎炎,腎結核などに悪影響を及ぼし,また腎盂炎,膀胱炎を好発させる原因となることはしばしば経験する。しかし妊娠血尿とくに妊娠性腎出血についてはその報告はきわめて少ない。
 われわれは前回妊娠時にも著明な血尿がみられ,今回再び妊娠3ヵ月よりきわめて頑固なかつ強度の妊娠性腎出血をきたしいろいろな止血方法を行なうも殆んど効果が認められず,分娩終了後急速に治癒した症例を経験したので報告する。

薬剤

いわゆる卵巣機能低下症に対する16α—Hydroxyestrone製剤の臨床応用について

著者: 赤須文男 ,   村田孝一

ページ範囲:P.239 - P.242

はじめに
 Estrogen (以下Eと略)に関する研究の歴史は,Allen a Doisy (1923)1)による卵胞ホルモンの発見,抽出にはじまり,約40年を経過して今日に及んでいるが,この間,高単位油液,Depot剤,合成発情物質などが作製され臨床応用されて来た。1957年Puckおよびその協同研究者2)〜5)により,従来,Estradiol (以下EDと略)の終末代謝産物と考えられていたEstriol (以下ETと略)が主として子宮頸部ならびに腟に対し,特異的に作用することが認められたのを契機として,それ迄の生物学的活性の強い天然のED−17βやEstrone(以下EOと略)に集中されていた研究の焦点は,ETの上ににわかに注がれる様になり,さらに生体内におけるE代謝とその代謝産物の意義に対する検討に改めて関心が寄せられるに到つている。これは一面には,E全体の臨床応用面にある程度のゆきづまりがあつたことにも起因していると思う。
 すでにわれわれ(1960)6),7)はETが生体内に於てE全般に対するHomeostatisを保つのではなかろうかという独自の推定の下に基礎的研究ならびに臨床的検討を行つて来たが,今回,ETとほぼ同等の生物学的効果を示すという(Loraine,1957)8)16α—Hydroxyestrone製剤を臨床的に試用する機会を持ち,いささかの興味ある結果を得たので以下に記述する。

鎮痛剤キヨーリンAp−2の使用経験

著者: 高見沢裕吉 ,   小林充尚 ,   工藤純孝

ページ範囲:P.243 - P.248

はじめに
 出血と疼痛は婦人生理にはしばしば相伴うものであり,その為婦人は男子に比し,出血や疼痛に対する抵抗力が強いといわれるが,婦人の多くは神経質であり疼痛に対する恐怖心も強い。産婦人科領域で患者の訴える疼痛は下腹痛,腰痛がその主たるものであり,疼痛治療には古来多くの薬剤が使用され,その薬品はきわめて多い。鎮痛効果のもつとも雄であるモルフィン類は,その副作用である耽溺性のためにその使用は特別のもののみに制限される。疼痛は,その種類,程度が色々であり,したがつてそれに適する鎮痛剤を選ぶことはもつとも賢明である。一般に鎮痛剤はその作用機序より第1表のごとくに分類されている。
 また,使用薬剤に従つて分類すると第2表のごとくである。

新合成化学療法剤Nalidixic Acid (Wintomylon)の基礎的臨床的検討

著者: 松田静治 ,   磯晴男 ,   堀江勤 ,   黒川徹男

ページ範囲:P.251 - P.257

はじめに
 グラム陰性菌ことに桿菌による感染症は産婦人科領域では日常しぼしば遭遇するもので,特に性器感染症とともに重要な治療対象の一つである尿路感染症のうち本菌が最も検出頻度の高い起因菌であることはよくしられている。しかも近年化学療法の普及に伴なう耐性菌の増加,感染像の変化等により治療に抵抗するグラム陰性桿菌感染症が多くなる傾向にある1)。従来本菌による感染症にはサルファ剤や広スペクトルの抗生物質が用いられて来たが,サルファ剤は中等度ないし重症感染症に効果なく,抗生物質でも感受性成績からみて決して満足すべき結果を収めていないため,薬剤の選択書一層困難を感じているのが現状である2)。したがつて耐性を獲得し難い新抗菌性物質の発見が切に期待されている。かかる機運の中で最近抗生物質でもなく,サルファ剤でもないNaphthy—ridine系の化学療法剤Nalidixic Acid (Winto—mylon, win 18320)が米国で合成され,グラム陰性桿菌に有効なことが報告され,本邦にも登場してきた。
 われわれは,WinthrOP研究所および第一製薬より本剤の提供を受け基礎的実験を中心に検討を行うとともに尿路感染症に臨床応用を試みる機会をえ,この成績を日本化学療法学会のシンポジウムで発表したので以下その概要を報告する。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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