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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科19巻3号

1965年03月発行

文献概要

講座 臨床家のための腫瘍免疫学序説・7

癌免疫における補体の意義と免疫細胞溶解現象

著者: 竹内正七1

所属機関: 1東京大学

ページ範囲:P.209 - P.214

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 従来,種々の免疫現象が個々に記載されているに過ぎなかつたが,補体学の進歩に伴い,抗原,抗体の反応の他に,補体の関与が明らかになり,これらの免疫反応の関連が統一的に理解できるようになつてきた。そこでまずVI,補体の意義について概要を紹介し,次に補体の関与する免疫反応の代表であり,しかも諸々の免疫現象の普遍的基底をなしていると考えられる免疫細胞溶解現象について述べるために,VII,免疫癌細胞溶解現象の項をとつて解説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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