icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科19巻4号

1965年04月発行

特集 新生児問題

高度黄疸新生児の予後

著者: 安達寿夫1 赤松信代1 丸岡稔1 田中礼子1 大脇三恵子1

所属機関: 1東北大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.269 - P.271

文献概要

□はじめに
 新生児期の高度黄疸のほとんどは肝の未熟性によるビリルビン抱合不全か血液型不適合などによる溶血過剰によると考えられている。
 これらはいずれも新生児に特有な核黄疸を生じて脳障害の原因となりうるために産科医はこれに対する適切な対策をとる必要にせまられている。たとえば最近は高度黄疸を生じてから他科に紹介しても後障害をのこした時その責を産科医の治療過誤として社会問題にされかねない状態である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら