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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科19巻6号

1965年06月発行

特集 ホルモン療法

不妊症に対するホルモン療法

著者: 坂倉啓夫1

所属機関: 1慶応大学

ページ範囲:P.415 - P.419

文献概要

女性不妊について
I.性周期異常
1.無排卵,無月経
 性周期は,卵巣を中心として考えると,これを支配している下垂体,その上位にある間脳からなる間脳一下垂体一卵巣系により支配されている。したがつてこの系の何れにでも障害があれば,性周期はもちろん,排卵にも影響がある。しかも,この系はさらにこれを囲む種々の因子によっても影響をうけることになる。これを模式化すると下図のようである(第1図)。
 そこで現在行なわれている主な方法を列挙すれば次のとおりである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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