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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科19巻8号

1965年08月発行

文献概要

MY THERAPY in Series・33

骨盤位分娩の諸問題

著者: 西原源太郎1

所属機関: 1淀川基督教病院

ページ範囲:P.653 - P.654

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 骨盤位分娩は産科の初心者にとつても大家にとつても仲々難しいもので,やつと産科に自信を持ち始める経験3〜4年の医師が,自信を持って立会い,後悔の済を噛むという体験の後にやつと骨盤位分娩例中に非常に難しい例が現われることに気付くことが多い。また初産婦の骨盤位すべて帝切の適応と唱える人もあるようである。では正しくはどうすべきか。もちろん経腟分娩可能のものはそれを行ない,明かに不可能または危険性のあるものに限り帝切を行なうべきであることは論をまたない。ではどうしてそれを判別するか,また普通われわれがどう妊婦を扱うべきかについて論じてみよう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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