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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科19巻9号

1965年09月発行

雑誌目次

グラフ

産婦人科病理組織像の見方—難解例が多いとされるKrukenberg氏腫瘍について

著者: 加藤俊

ページ範囲:P.691 - P.692

 周知の様にKrukenberg氏腫瘍は卵巣に特異な転移巣として発現する腫瘍で,その原発巣はほとんどが胃癌である。(約90%)。したがってその組織所見は原発巣の組織像によってもある程度左右され,症例によつて腺癌像,いわゆる充実性癌像,ビマン性癌像,あるい硬性癌像等々,その他多様な像が認められる。しかもこれらに加えて転移性腫瘍としての特異な細胞配列も加味され,ますます複雑な組織形態を示し,あたかも本腫瘍は一見,全く定型像を欠くような印象をさえ与え,卵巣腫瘍中,もつとも難解な一つとされる傾向がある。(事実,鏡検者の疑・誤診例のもっとも多い腫瘍の一つである)。
 よつて筆者は本腫瘍で過去において数人の病理組織鏡検査者が(臨床医ではなく)疑・誤診に苦しんだ数葉の組織写真を示し,かつ筆者の観点に触れてみたいと思う。

綜説

X線診断の放射線障害

著者: 田淵昭 ,   中川繁 ,   平田政司

ページ範囲:P.693 - P.696

I.問題点
 人間の放射線障害は原爆や事故による全身被曝と放射線治療(局所被曝)のごとき多線量被曝によるものの他には直接証明されたものはない。
 したがつてX線診断のごとき低線量被曝の影響は幾多の仮定にもとづいて推定されており,その仮定は,①低線量被曝でも線量効果関係は直線的であり,②放射線障害よりの回復はいかなる低線量被曝でも無視できる(閾値なし)との2点であり,これを具体的に説明すると,①人類に現存する突然変異(遺伝的障害)や白血病を含む悪性腫瘍の少なくとも一部分は自然放射能被曝(125mrem/年)により誘発され,したがってこの自然放射能被曝線量に追加される如何なる線源(環境放射能汚染,医療用被曝等)よりの放射線被曝もこれらの障害の増加を起し,②すべてこの人類は自然放射能により一定の被曝線量をうけておるのでこれを対照としてのX線診断群のX線診断による追加被曝線量の効果判定は被曝個人では不可能であり,被曝集団では一定の仮定の下に推定は可能である。③放射線障害は1回のX線診断による障害の検討ではなく,受胎可能年令まで(遺伝的障害)または一生涯を通じて(身体障害)反復されるX線診断による被曝線量の総和(蓄積線量)が重要であるとされて来た。

研究

胎盤の炎症性変化について—特にmeconium stainingとの関係

著者: 吉田啓治

ページ範囲:P.697 - P.706

はじめに
 子宮内での胎児感染経路は大別して細菌,ビールス,原虫などによる血行性経胎盤感染と,腟内細菌の上昇による上行性感染とに分けることができる。これらの子宮内感染を知る指標としては細菌学的な検索とともに,いずれの場合でも侵襲をうける経路としての胎盤の検査が必要である。とくに組織学的に胎盤の炎症性変化を見出すことであるが,組織の浮腫,発赤,白血球浸潤,出血等の炎症症状は異常に昂進した血管の透過性にもとずくものであろうというのが現在の見解である。すなわちこの血管透過性昂進は炎症巣に産生されたhistamine.あるいはmenkinによるleukotaxine,またはserotoninなどの作用によるという色々の説があるが,最近ではplasma kininによるという説が台頭してきている。そして胎盤病理学老は胎盤の炎症出現の証拠として多核白血球の存在を目標としているが,この胎盤にみられる白血球浸潤は羊水の細菌感染の結果であると,一応妥当な解釈をしている。しかしその他古くは羊水中のpH変化,子宮筋の活動なども考えられたが,近年Morisonは実験的な確証はないがmeconiumが可能な催起因子であろうとのべている。またDominguezやWidholmは臍帯に出現する白血球浸潤が子宮内での児のanoxiaと関係があるといい,特にWidholmはその誘因を羊水中のmeconium混濁に求めている。

精神身体医学(第1回臨床大会シンポジュウム)

婦人心身症の臨床

著者: 九嶋勝司 ,   長谷川直義

ページ範囲:P.707 - P.711

はじめに
 近年,臨床医学において精神身体医学的な診療の必要性が,この領域のパイオニヤたちによつて強調され,各方面で精神身体医学(以下,PSMと略す)が再認識されつつあることははなはだよろこばしい限りである。
 心身一如である病める人間を対象とする臨床医学が,究極において精神身体医学でなければならないことには,異論があるまい。しかし,では実際の臨床において,どのようにその理論を応用したらよいのか,ということになると,なお不明確な点が多いようである。少なくとも心身症(Psy—chosomatic disease,精神身体症,以下,PSDと略す)というような疾患は,従来の医学をもつてしては治療効果のあがらぬ点で注目されてきた。PSDはPSMによってクローズアップされ,PSM的な立場に立つての診療によって,はじめて治癒せしめることができるという点で,まずPSMの研究対象となつた疾患である。婦人のPSDは産婦人科臨床医にとつては,日常,しばしば遭遇する疾患でありながら,その実体がとらえられなかつたばかりに適確な治療もなされず,医師も患者も困惑していたものである。今日,PSDに対する考え方も混乱がないとはいえず,また診断・治療のすすめ方も,あるいは精神分析,あるいは催眠療法などと専門医によつてのみ,はじめて可能なような方法が述べられている。

PSD外来の現況

著者: 岩淵庄之助

ページ範囲:P.712 - P.718

はじめに
 近年心身医学のアプローチが産婦人科を含めて身体医学の分野に急速に滲透しつつあることは医療に携わるものにとって誠に喜ばしいことであると同時に,永年にわたってこの方面の研究を続けられ,わが国における心身医学の基礎を築かれた九大池見教授,東北大九嶋教授,慶大三浦教授に絶大なる敬意を表するものである。わが教室においても昭和25年安藤教授時代に同教授の指導の下で松本助教授が産婦人科領域の心身医学の研究を始められたが翌年不幸にして急逝したる為に中断されていたが,1昨年より坂倉教授の下で本症に対する研究治療が再会され現在に及んでいる。今日はここにわれわれが治療し得た症例を説明しながらPSD外来の現況に話を進め度い。

文献

異常妊娠とホルモン排泄,他

ページ範囲:P.711 - P.711

 流産40,pre-eclampsia 29,胎内胎児死19,異常胎児10その他計120例の異常妊娠について,尿estriol排泄をしらべた。妊娠の後半には胎盤からestrogenが産生されるので,正常でも第30週には5000-15000μg/24h,35週にをよ10000-22000μg/24h,40週には13000-35000μg/24h es—triolが尿に排泄される。習慣性流産では8-10週以後estridが増加せず14-16週ごろ流産してしまうのが多い。切迫流産にはnonpregnant levelのestriol排泄という例,16週程度のestriol排泄という例,estrogen欠乏発見されestrogen療法で奏効したなどがある。pre-eclamptic toxemiaは大体正常限界にある。母体の状態が明らかに悪化しない限りE排泄が急に低下することはない。またE排泄値は必ずしも胎児の状態を反映はしない。胎児が生存していて妊娠を経続してよい母体でもE値低い例がある反面,E正常ないし増加して胎盤機能不全の例もある。胎児がmeconium吸引で窒息死をとげたような胎内胎児死では,25-40週の関でも,E排泄は1000-4000μg/24hの間で甚々低い。pregnanediolは第30週5-15mg/24h (正常20-55),35週5-15mg (正常25-70)附近に留る。

講座

産婦人科領域のME入門(その7)—その基礎理論と臨床

著者: 寿田鳳輔

ページ範囲:P.721 - P.725

◇ME的研究は,ある部分では在来の基礎研究に根底をおいているが,このME入門◇◇と同じように多くの面において端緒である。それは生体,人体を対象としてきた医◇◇挙と非生体を対象としてきた工挙といつた,きわめて特色のある境界領域の科学を◇◇形成しているからである。したがつて,どのような発展の道を辿るかは想像の域を◇◇でない場合もある。しかし,実現されたME機器装置は,技術的拙劣化を除いて◇◇は,日進月歩に改善され進歩発展するであろうことは,明らかな経験的事実である◇

日常診療メモ・XXII

2,3の腹壁異常の治療(その2)

著者: 清水直太郎

ページ範囲:P.726 - P.731

III.腹壁術創の破綻
 これは多くは腹壁術創の感染,あるいは術後の強い嘔吐,咳嗽でおこる。腸管の脱出がなくとも筋膜へ腱膜縫合が破綻しておれば,確実に再縫合して瘢痕ヘルニアの発生を防ぐ。腱膜縫合が障害されていなければ皮膚,皮下組織の再縫合をするか,あるいは幅広い絆創膏でよせ合わせ,原則としてガーゼ・ドレンをおく。すなわち細長ガーゼを少し捻じたものを1〜数個,縫合糸間あるいは絆創膏帯間で,皮膚面に垂直に腱膜〜筋膜面まで入れ,2〜3日して抜去する。
 破綻した創孔から腸管が脱出しているときは,ただちに麻酔の下に腹璧の再縫合をする。温めた生理食塩水で湿した大きな圧抵布を,脱出した腸管にかぶせつつ腹壁と腸管との間に挿入し(腸管を圧迫しないこと),創縁を鉗子で挟んでもちあげ,組織層を確認しつつ多層縫合をする。筋層には絹糸で2,3のZまたはU縫合を補助として追加する。腹壁腹膜が縫合のときに破れやすく,筋膜縫合も強く緊張して各層の縫合に不安があるときには,腹壁全層を通ずる太い絹糸(ときに2本)の結節縫合をする。抗生物質を数日間投与するはか必要に応じて鎮吐,鎮咳剤を用いる。

考え方・見方

Behçet氏病

著者: 秦良麿 ,   国本恵吉

ページ範囲:P.733 - P.733

症例解説
 皮膚粘膜眼症候群に包括されるBehget症候群は,病因に関して不明の点が多く,境界領域の疾患としてその難治性はわれわれ臨床家が頭を悩される疾患の一つである。ことに,本症の多彩な症状が全身的な背景に立つて発現することが明らかとなつており,内科学会では昭和38年すでに皮膚粘膜眼症候群綜合研究班が結成されて,この疾患の系統的な研究が行なわれている。
 当教室で,最近引続き経験した3例について,その病型を観察し,Behçet氏病について考察を加えて見よう。

MY THERAPY in Series・36

妊娠子宮筋腫の取扱い

著者: 織田明

ページ範囲:P.735 - P.736

 元来子宮筋腫は甚だ多い疾患で,無症状で特に治療を要しないものまで含めると30才以上の婦人の約20%に存在するともいわれているが,何らかの症状があつて婦人科を訪れたり或は他の主訴で婦人科を受診して偶然発見されたりして手術を受けるものが多く,過去3年間に扱った当科の開腹手術患者479名のうちの40.8%を占めている。
 子宮筋腫が存在すると妊娠が成立し難いといわれているが,このように頻度の多いものですから日常診療上妊娠と筋腫の合併している揚合にしばしば遭遇する。この揚合に保存的に取扱つて分娩までもつていけるか,思い切つて手術した方がよいか,また手術するとしても子宮筋腫核出術ですむかあるいは子宮剔出をせねばならぬか,その処置に迷うことがある。結婚後間もない未産婦の場合には特に慎重を要することになる。もちろん発見の時期や症状によつて個々に処理すべきであるが私が日常実施している取扱い方について2,3述べてみる。

われわれの行なつている頸管縫縮術

著者: 井田和美

ページ範囲:P.736 - P.737

 1941年以来,多くの報告をみる習慣性流早産の外科的治療は,Palmer-Lash法,Shirodkar法,McDonald法,外子宮口閉鎖法の4法に整理大別され,近頃本邦では,ShirodkarおよびMcDonald法が主に用いられているようである。われわれも現在,主としてMcDonald法による頚管縫縮術を行なつているので簡単にその経験をのべる。

落穂拾い・2

多胎性のレコード

著者: 安藤畫一

ページ範囲:P.738 - P.739

I 人に於ける例
 人類では同1人で同時に妊娠する胎児数が2個以上であるを多胎性(polyembryony)と呼ぶ。双胎は異常とはせず,品胎もさほど珍奇とは思わないが,要胎(4胎,や周胎(5胎)となると,特別な異議のないHellin氏概算表でも,4胎で803〜903(600,000〜700,000)例に1例,5胎で804〜904(約5億5千万)例に1例となり,愈々珍奇組となるのである。外国ではNighoffの文献によると1904年までに27例の5胎があると云う。日本では4胎は7例,5胎は2例の報告があると云う。6胎となるとVasalli (1888年)・Vortisch (1903年)・Bondonin(1904年)の3例だけは,確実である。日本でも吉川が6ヵ月の死産を報告している。レコードと云うべきHamelnの7胎は確実ではないと云われている。
 世界的に周知なのは,1934(昭和9)年5月28日Ca—nada国,Ontario洲,Callander農場で生れたフランス系のカナダ人たるDionne家の1卵性5胎(Quintuplets)である。母は25才で既に6人の子持ちである。私はその誕生4年後にNew Yorkに居てそのお産を取扱つた医師Allan Roy Dafoeに手紙を出して5胎訪問を承諾されながら,都合で訪問しなかつたことを残念に思つている。

臨床

妊婦低血圧に関する臨床統計

著者: 時永達巳 ,   新井一夫

ページ範囲:P.741 - P.743

はじめに
 近年,内科領域において本態性低血圧の病態生理が問題化されるにつれて,産科領域においても妊婦の所謂低血圧症候群に対して,Carnigen1),Effortil2)等の投与を試みてその効果が報告されている。しかし本態性低血圧を生体に有意義な機能低下であるとする立場もあるとすれば,薬物投与に安易に踏み切る気にはなれない。そこで妊婦低血圧の一端を窮う目的で,妊婦中毒症との関係,さらに最近脚光を浴びている仰臥性低血圧症候群との関係も加えて小統計を行なつたので報告する。

卵巣出血について

著者: 竹内久弥 ,   磯晴男

ページ範囲:P.744 - P.748

はじめに
 卵巣は人体臓器のうちでも比較的出血し易い臓器であるとされている。生理的にも排卵時に出血の起り得る可能性は,すでに1851年Nélaton1)が記載していると云い,卵巣出血の最初の報告はDock (1876)2),またWilson (1905)3)といわれるが,その後の報告は数多く,本邦におていも安中(1927)4)の第1例以来現在まで200例以上が報告されている。しかも,実際に遭遇される率はさらに高いものと考えられ,当科において経験された卵巣出血も昭和34年より昭和38年までの5年間に15例を数える。われわれはこの15例を報告するとともに,昭和37年までの本邦文献より蒐集しえた報告のうち,比較的記載の明らかな167例を加え,計182例について若干の考察を試みた。

薬剤

新生児出血とThrombo-Test

著者: 舟山達 ,   相馬広明

ページ範囲:P.753 - P.758

はじめに
 新生児出血症(Hemorrhagic Disease of theNewborn)は1894年Townsendによつて提唱されて以来多くの報告があり,新生児の出血は生後4日以内に起ることが多く,それだけ生後1週間以内の観察が必要なことはいうまでもない。
 新生児の生理的凝固障害に関してBrinkhous等(1937)は2段法により,Quick等は1段法プロトロンビン時間法により,何れもプロトロンビンの低下することを報告した。プロトロンビン時間の延長についてはWaadel等(1939)はvita—min Kが有効であることを認めており,またSanford,吉田等は分娩前母体または出生直後の新生児にvitamin Kを投与することによりプロトロンビン時間が短縮するとのべているが,もしも新生児に色々の形で現われてくる出血症状を出生直後より事前に察知でき,しかもそれを予防し,あるいはそれが出現しても,その性状を一早く掴み,軽快せしめることができれば申し分がないと考える。新生児の出血性疾患の多くはこれまで血液凝固学的な因子の欠乏で起こるといわれているが,しかしこれを発見するための,児に対する侵襲も少なく,容易にしかも簡便に診察室でなし得る検査法が見当らなかつた。

晩期妊娠中毒症に対するValmiranの使用経験

著者: 福田透 ,   宮坂英男 ,   清水仂 ,   松川高

ページ範囲:P.761 - P.763

はじめに
 Chlorothiazideの出現以来Benzothiazide誘導体に属する利尿降圧剤が多数愛用され,われおれも今日までに度々その臨床成績につき報告して来たところであるが,今日更に新しいスルフォンアミド系利尿降圧剤Valmiran (C.H.ベーリンガーゾーン社)を使用する機会を得たので以下今日迄の成績につき報告する。
 Valmiranの化学構造式は下記の通りであり1錠が5mgとなつている。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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