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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科2巻6号

1948年12月発行

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性器脱と膀胱

著者: A.

ページ範囲:P.246 - P.248

文献概要

 本論文に於て膀胱と腟前壁の依存關係,及び種々の程度の性器脱に依る各種の生理的病理的排尿障碍につき述ぶ.性器脱があれば膀胱は後下方にか曳れ所謂膀胱脱を呈す.膀胱は其の形を決定的に變へ,其の結果正當の機能に直接影響し.其の運動及び尿の排出に變化を齎らす.又膀胱壁の下部が引かれると尿管運動に著明な變化を來す.これは尿管の下部が膀胱三角部を支持する唯一の點であるからである.以上の點を銘記して次の膀胱鏡並にレ線檢査の結果を見て頂ききい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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