icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科2巻6号

1948年12月発行

--------------------

子宮頸管粘液と基礎體温周期との關係

著者: W.T. Pommernke

ページ範囲:P.252 - P.254

文献概要

緒言
 健常婦人の子宮頸管粘液は生理的に周期的變化を示す.即ち粘液の量は排卵期には非常に増加し,同時に粘度と細胞數とを減ずる事は既に一般に認められてゐる.精子はこの時期及月經期に於てのみ此粘液のかなりの距離をも通過する事が出來る.これら頸管粘液の諸變化はホルモンに支配され,又排卵期と密接な關係がある事が想像されてゐる.
 排卵の大體の時期を推測するもう一つの方法として,この時期に基礎體温が低温から高温に變るといふ事實がある.之はBarton・Pommernke・Tompkins等の説に基くものである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら