icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科20巻1号

1966年01月発行

雑誌目次

グラフ

ヒト子宮筋走行に関する研究

著者: 鈴村正勝 ,   佐治正敬 ,   市橋進

ページ範囲:P.5 - P.6

 単一子宮であるヒト子宮はきわめて複雑な構造を有しており,その探求が困難であることは衆知のとおりである。そして従来行なわれていた色々な方法は子宮筋線維の構成を詳細に観察し,その走向を立体的に把握するためには必らずしも適当でない。そこで私たちは哺乳動物子宮筋観察で行なったKreilkamp (1949)の同じ方法を用いヒト子宮筋の走向を追求した。すなわち摘出子宮を一定濃度の硝酸溶液中に浸し,これを漸次漿膜面あるいは粘膜面より剥離し,必要に応じさらに硝酸溶液中に浸して筋線維以外の結合組織簿を十分に溶解させる。

研究

女子副腎性Androgenと骨代謝についての一考察—北陸一地区婦人にみられる特殊疾患に関連して

著者: 西田悦郎

ページ範囲:P.7 - P.10

 北陸地方のある1村落を中心とした区域にかなり特殊な疾患が,第2次大戦末期より戦後にかけて見出されている。すなわち,富山県神通川流域の一区域の,中年以降の婦人,とくに経—・多—産婦に限つて多発し,主訴は四肢や躯幹の神経痛様疼痛であり,重症なものでは,いたいいたいと苦しみながら死に至つたため俗に「イタイイタイ病」とよばれている。
 その本態は不明であるが,病理学的には骨多孔症Osteoporosisと骨軟化症Osteomalaciaの合併した病像を呈するとされ,X線学的にも同様,脊椎の彎曲・魚椎・骨盤変形・脱灰像・骨皮質菲薄化などの諸変化が認められ,血清無機燐の減少,Alkali-phosphatase値の上昇,尿中糖・蛋白出現などが認められるとされている。本症の治療には高蛋白食,高Calcium (Ca)食,Vitamin (Vit.) D投与などが有効とされ,その重症なものは現在殆ど全くみられなくなつたようであるが,このさいCaやVit. D投与が有効であつたからといつて,ただちにこれらの欠乏が本疾患の原因であると即断するわけにはいかず,一方,その土地の作物や重症患者骨中にCadmium (Cd)などの重金属が多く含まれていることその他から,何らかの重金属がその重要な原因的要素ではなかろうかともされており,その病因論は未だ確立されていない現状にある1)〜7)

新春放談

患者に接して50年

著者: 安藤畫一 ,   長谷川敏雄 ,   小林隆 ,   藤井久四郎 ,   長谷川泉

ページ範囲:P.12 - P.22

 本誌は,昭和21年に創刊号を出して以来,20年を経過しました。20年といえば,生まれてまもない赤子も成人を迎えるわけで,いわば一つのエポック・メーキングなことであります。そこでこれを記念して本誌創刊当時の思い出と安藤先生に産婦人科治療50年のお話しをうかがうことにした。

--------------------

医局20年前

著者: 野津 ,   小石 ,   河崎

ページ範囲:P.17 - P.17

 空襲頻なりし昨春は白木教授御病気の留守を承り三谷助教授以下医局員7名,全員死を覚悟し半地下の不便な手術室,分娩室,外来診療所を急に模様替した病室に拠り敢闘せるも終戦の声を聞くと共に復員された澤崎講師以下多数の医局員を迎え,目下総員26名で華しく研究,教育,診療に従事している次第。
 薬品の入手難,瓦斯停止,動物及び其飼料の入手難は研究の重大な支障となり居るも,一同の好学心は統計其の他の方面に其捌口を求めつつあり。例えば広島原子爆弾の婦人性機能に及ぼした影響,性器下垂竝脱,戦時無月経の統計等々,三谷助教授自ら陣頭に立たれて研究中なり.又手術施設完備した病院減少のためか,終戦後頓に入院手術患者増加し,其収容に頭を悩す而も其種類も戦時中は専ら癌と子宮脱なりしも最近は,後屈,卵巣嚢腫,筋腫筋が増加した事は平和到来を象徴するものと興味深し。(後略)(野津記) 医局近況:東大産婦人科教室創刊号 87pより。

私の座右書

戦後最初に手にした洋書

著者: 遠藤幸三

ページ範囲:P.22 - P.22

 座右の書というほどのものはないが,一番長く使っているのはTe Lindeの「operativegynecology」くらいだろうか,この本を始めて見たのは昭和24年で,戦後に始めて入手した洋書である。
 終戦後南方の米軍収容所で一年を送り,その間にJ.A.M.A.などを見て英語医学の進歩に目をみはった。復員後専門の洋書を求めるすべもなかったが,金沢の文化センター図書室で数冊のギネの本を見つけた時は天にも登る心地だった。Te Lindeはその中の一冊で,他に借り出すんもないままにほとんど専有できた。

講座 新生児疾患診断のポイント・1

吐血と腹部レ線撮影

著者: 安達寿夫

ページ範囲:P.23 - P.25

 新生児疾患にはまだ適確な診断法が少ないので病因そのものが不明のまま主な症状をそのまま疾患名として用いることが多い。たとえば特発性呼吸困難症候群とか新生児高ビリルビン血症とか新生児メレナなどがその代表的なものである。
 このうち前の2つの診断名は以前の産科・小児科の参考書にはみられなかつたもので,内容はきわめて簡単なことであるが何となくとつつきにくいとか,このような表現に異論をもつ人もあつて必らずしも一般にひろく普及されているわけではなく,同じ状態に対しさまざまな疾患名が用いられているために新生児の診断はことさらにむずかしいような印象をいだかせてしまつているように思われる。しかし新生児メレナについては古い参考書ほど新生児疾患のうちで大きく取扱われてをり,病因についても新生児初期の出血素因がその主なものであるという考えは一貫しており,ただ剖検例で胃壁に潰瘍やびらんのある例が時折あると述べられているにすぎなかつた。また以前は予後が悪く死亡例も少なくないと考えられていた本症も最近は比較的軽症例が多くなつたためか,わたしがこの3年間に経験した約10例はすべて4〜5日で好転して退院している。ところが今年に入つて経験した吐血の2例がいずれも先天性腸閉塞があつてそのため胃が過度に伸展されて吐血したと考えられるのでその症例診断確定までの経過を中心にして,新生児疾患の診断について考えてみたい。

日常診療メモ・23

産婦人科治療における腸管手術(その1)

著者: 清水直太郎

ページ範囲:P.26 - P.31

 産婦人科治療は性器,泌尿器を対象とするが,これ等は骨盤内ではとくに腸管と接して存在する関係から,病変の腸管への波及で,あるいは偶発的ないし必然的な腸管損傷のために,多少の腸管手術を同時に行なわねばならぬことは日常経験していることである。
 したがって先哲の言にもあるように腸管手術の一通りのことが実施できる手技,心構えをもっておくことは,産婦人科手術を十分に遂行するためにも必要である。また性器疾患と思つたのが開腹してみて腸管疾患が主体であることが判つた場合なども,試験開腹に終らずにある程度のものまでは適切に早期治療ができることが望まれる。更に既述したごとく尿管瘻の治療に,また人工造腟術に腸管を利用する方法が必要な場合があり,婦人科手術の一部としても腸管手術は必要である。そのほか術後の癒着症,イレウス等の処置も,既往の産婦人科手術の状況をよく理解している術者がするのがもっとも有利であることはいうまでもないことであり,術者としての責任を全うするためにも自分で処置することが好ましい。しかし腸管外科全般を知ることは専門外になり,経験に乏しい著者が云々することは僣越なことであるが,専門外のものが必要に迫られて行なった手術の所感は,熟練した専門家のそれとはまた自ずから異なる処があるものとの考から,以下産婦人科医として心得ておくと便利であり,かつあまりまれでなく実用価値の割合大きい腸管に関する手術について略述してみる。

学会展望

最近の産婦人科臨床研究の進歩—昭和40年日本産婦人科学会臨床大会より

著者: 鈴木正彦

ページ範囲:P.32 - P.35

 すでにご承知のように去る昭和40年10月30日(土),31日(日)の2日間,東京サンケイ会館において藤井吉助教授会長のもと,日本産科婦人科学会臨床大会が盛大に行なわれました。わたくしも本学会に出席した一員として,人変立派な臨床大会にふさわしい運営,いたれりつくせりの準備に対し,心からお礼を申しあげるものであります。
 さて本大会会場は3つに分かれ,第1会場は臨床特別講演ならびにシンポジウム,第2,第3会場は一般演題157題が15群に分れて講演が行なわれました。これから申し述べますことは,当然のことながら1人で全会場を聴くことができないため,わたくしの聴いた範囲で,わたくしなりに感じたことをお話してみたいと思います。わたくしは主として第1会場におり,ごくわずかの時間第2会場悪性腫瘍群を聴いたのみでした。したがつてこれからお話しますことも特別講演ならびにシンポジウムについてであります。

MY THERAPY in Series・40

細胞診における擦過塗抹法について

著者: 藤原篤

ページ範囲:P.36 - P.37

 子宮癌に関する細胞診も,今日では不可欠の常用診として広く普及していることは周知のとおりであるが,すでに進行癌に対する診断法としての価値を論ずる時期は過ぎているようである。
 しかしながら,細胞診本来の目標は初期癌の早期発見にあり,特に近年初期癌の認識が高まると共に,細胞診断学においてもさらに前進して初期浸潤癌や上皮内癌,異型上皮の検出,或はこれら相互の鑑別診断の可能性へと,次第に一層高度な段階にその臨床的価値が要求されつつある現状である。

開腹術後の性障害とその対策

著者: 小倉知治

ページ範囲:P.37 - P.37

 開腹術後の性障害のなかには,器質的なもののほか,精神的〜心身症的な要素のふくまれていることは,疑いがない。とくに性欲,性感の改善を認める症例では,精神的な影響が大きいのではないかと思う。しかしここには,主として開腹術後の器質的な性障害とその対策について述べてみたい。

落穂拾い・6

デッカイ落穂—癒合双胎児に対する分離手術の成功例

著者: 安藤畫一

ページ範囲:P.38 - P.39

まえがき
  前回は「風変りの落穂」となつたが,本回は「デッカイ落穂」を提供することとした。落穂らしくはないが,「明白単純な大奇形であつて手術治療の可能なことは自明でありながら世界中でなお1例の手術実施が知られていなかつた点」を拾いあげ,理論抜きに主としてその写真を御覧に入れることとしたのである。この他にもなお数個の写真を入手したのであるが,特許の関係で使用困難となつたのを遺憾とする。但し参考にしたのが通俗雑誌であつて学術雑誌でないために,児体の所見や手術経過などについては全く不明である。

臨床

わが教室における絨毛性腫瘍の治療成績

著者: 姉歯皎 ,   鬼怒川博久 ,   青葉久夫 ,   蒔田光郎 ,   安孫子純夫

ページ範囲:P.41 - P.45

はじめに
 妊娠と関係のある腫瘍として,臨床的にも組織学的にも特異な存在を示す絨毛性腫瘍は,その組織像でもあるいは臨床面でも種々の態度をとり,予後の面でも最も悪性の経過をとるもの,比較的良性の経過をたどるものなど一律ではない。
 したがつて19世紀から現在まで,その研究,報告例は枚挙にいとまがなく,例えばその組織像についても幾多の分類が試みられてきたが,Ewing(1910)にいたり絨毛上皮腫をsyncytialendometritis, chorioadenoma destruens,cho—riocarcinomaに分け,その後Novakも臨床症状,予後を加味してその分類を支持し,現在ではsyncytial endometritisを除いて広くこの分類が採用支持されるに至つた。また治療面においても,手術療法・放射線療法・化学療法・ホルモン療法など諸治療法が行なわれて来たが最近になつてamethopterin療法,vinblastin療法など化学療法の急速な進歩がみられるようになり,さらには絨毛上皮腫の予防という点でも胞状前胎掻爬後のか抗癌剤使用などによりある程度の可能性を見出せるようになつてきた。

われわれの行なつている術後補液について

著者: 村越充明

ページ範囲:P.46 - P.48

はじめに
 婦人科において,手術は日常しばしば経験するところであるが,その術後の患者の状態は,他の外科手術の前後に見られるような消化管の疾患,嘔吐によるClの消失,下痢,多量の排液等によるような特殊な脱水状態や電解質の変動は少ないが,時には術前のヒマシ油,浣腸,術後の水分の経口投与不能等の原因で,単純な型の脱水状態は起こりうる可能性があり,なお,それに発熱による発汗等の条件が加わるので,経口投与の可能になる時期までは,当然その予防のための補液は必要となる。
 われわれは術後の処置として,諸家の処置と同様,術後の感染に対する抗生物質および疼痛に対する鎮痛剤の使用と同様に,補液についても注意深く行なつており,今までの諸家の補液の報告を総合整理し,われわれの行なつている補液の実際についてのべる。

異所絨毛上皮腫の1例

著者: 岩城章 ,   今村雅幸 ,   於川若麿

ページ範囲:P.49 - P.52

はじめに
 悪性絨毛上皮腫(以上絨毛腫と略記する)は,婦人に発生する腫瘍の中で,もつとも悪性度が高く,浸潤性が強く成長が速やかで,しかも,転移や再発が多い。その転移は,妊卵着床部に原発した絨腫が,主として血行性に全身の各臓器に運搬されていく形をとるのが普通である。しかし,特異的な発現様式を呈する異所絨腫の存在を忘れることはできない。
 絨腫委員会は,「異所絨腫とは妊卵の着床部以外の部位に,転移によつてではなく原発したもの」と規定している。

卵巣妊娠の1例

著者: 大川知之 ,   関本昭治 ,   佐藤文哉

ページ範囲:P.53 - P.55

はじめに
 卵巣妊娠は子宮外妊娠の中でも比較的まれな疾患であり,1899年Tussenbrockの報告が最初のものである。以前当教室でも小野,他1)が,本例を報告したが,最近明らかに胎芽を認めかつ病理組織学的に卵巣妊娠であることを確認しえた1例を経験したので追加報告したい。

6才9ヵ月の少女にみられた卵巣嚢胞性奇形腫(類皮嚢胞腫)の1例

著者: 吉野英明 ,   上条規宏 ,   野口浩 ,   藤沢和枝

ページ範囲:P.56 - P.58

はじめに
 小児期にみられる卵巣腫瘍は比較的まれなものである。われわれは最近,下痢を主訴に小児科を受診,偶然下腹部腫瘍を発見され,手術の結果右卵巣嚢胞性奇形腫てあつた6才9ヵ月の少女の1例を経験したので,その概要を報告する。

間質部妊娠の11例について

著者: 蘇緻彬 ,   沢哲一郎

ページ範囲:P.59 - P.63

はじめに
 卵管間質部妊娠はまれな疾患で,臨床的診断は困難であり,ことに破裂前の診断はきわめて困難とされている。しかも,一たび破裂するとその症状は激烈で,しばしば大出血を来たし,重篤な症状をもたらすことがあるのは周知のとおりである。
 わが教室では,昭和22年4月より昭和38年4月までに11例の間質部妊娠があるので,ここに報告し,2・3の考察を加えてみたい。

子宮腔内癒着症(Asherman' Syndrome)の1治験例

著者: 山下徹 ,   早川澄夫 ,   佐藤正年

ページ範囲:P.64 - P.65

はじめに
 子宮内手術操作により子宮腔,頸管の癒着を来し,二次性無月経を結果するTraumaticAmenorrhoeaは1950年.Asherman1)によつて多数例が報告されて以来Asherman'syndromeと呼ばれている。しかし,このような症例は妊娠中絶等子宮内操作が行なわれる機会が多いと考えられる本邦では意外に報告例が少なく,林の2例2),松本の4例3)および山本の8例4)の報告を見るのみである。本症の治療はsimpleな頸管拡張のみでよいとされているが,治療後の妊娠分娩については報告例も少なく,不妊,流産等多くの危惧が残されているのが現状である。
 私共は流産後無月経となつたが,頸管拡張により月経発来し,まもなく妊娠分娩を経過した1例を経験したので報告する。

薬の臨床

産科領域におけるアジスト・M・コーワ錠の使用経験

著者: 一宮勝也 ,   宮川昇 ,   大塚晴久 ,   根岸駿夫 ,   齊藤仁隆

ページ範囲:P.71 - P.73

はじめに
 産婦人科外来において,しばしぼ頑固な便秘を訴えるものが比較的多いが,妊娠すると子宮増大による腸管の圧迫,腹筋伸展に伴う腹圧の減弱などによつて,一層便秘し易くなるようである。しかし妊娠時においては,下剤,浣腸等の使用は流早産を招く恐れがあり,特に母胎および胎児に安全な下剤が望まれるのである。
 著者等は古来より用いられていたセンナの有効成分と考えられているアントラセン誘導体中センノミッドA,Bを主体としたKLAX−1(興和K.K.)を入手したので,便秘を訴える妊婦に使用経験し良好な成績をえたので,ここに報告する。

免疫学的妊娠診断法(Gonavis)の臨床的検討

著者: 村田善保 ,   船橋祐則

ページ範囲:P.75 - P.78

はじめに
 近年,免疫化学の進学に伴なつて蛋白性ホルモンである絨毛性gonadotropin (以下HCGと略記)に関しても補体結合反応(Brody & Carlström,19601),2))凝集阻止反応(Wide & Gemzell,19603)),沈降反応(McKean,19604))等を応用した免疫学的妊娠反応が考案され,実地医家の日常の臨床検査にも利用できるように改良された診断用試薬が市販されるようになつた。
 私たち5)〜13)はこれら数種類の試薬につき種々臨床的検討を行なつてきたが,今回は血球凝集阻止反応に属するGonavis (持田製薬)について検討したので報告する。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

76巻12号(2022年12月発行)

今月の臨床 帝王切開分娩のすべて―この1冊でわかるNew Normal Standard

76巻11号(2022年11月発行)

今月の臨床 生殖医療の安全性―どんなリスクと留意点があるのか?

76巻10号(2022年10月発行)

今月の臨床 女性医学から読み解くメタボリック症候群―専門医のための必須知識

76巻9号(2022年9月発行)

今月の臨床 胎児発育のすべて―FGRから巨大児まで

76巻8号(2022年8月発行)

今月の臨床 HPVワクチン勧奨再開―いま知りたいことのすべて

76巻7号(2022年7月発行)

今月の臨床 子宮内膜症の最新知識―この1冊で重要ポイントを網羅する

76巻6号(2022年6月発行)

今月の臨床 生殖医療・周産期にかかわる法と倫理―親子関係・医療制度・虐待をめぐって

76巻5号(2022年5月発行)

今月の臨床 妊娠時の栄養とマイナートラブル豆知識―妊娠生活を快適に過ごすアドバイス

76巻4号(2022年4月発行)

増刊号 最新の不妊診療がわかる!―生殖補助医療を中心とした新たな治療体系

76巻3号(2022年4月発行)

今月の臨床 がん遺伝子検査に基づく婦人科がん治療―最前線のレジメン選択法を理解する

76巻2号(2022年3月発行)

今月の臨床 妊娠初期の経過異常とその対処―流産・異所性妊娠・絨毛性疾患の診断と治療

76巻1号(2022年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 産婦人科医が知っておきたい臨床遺伝学のすべて

75巻12号(2021年12月発行)

今月の臨床 プレコンセプションケアにどう取り組むか―いつ,誰に,何をする?

75巻11号(2021年11月発行)

今月の臨床 月経異常に対するホルモン療法を極める!―最新エビデンスと処方の実際

75巻10号(2021年10月発行)

今月の臨床 産科手術を極める(Ⅱ)―分娩時・産褥期の処置・手術

75巻9号(2021年9月発行)

今月の臨床 産科手術を極める(Ⅰ)―妊娠中の処置・手術

75巻8号(2021年8月発行)

今月の臨床 エキスパートに聞く 耐性菌と院内感染―産婦人科医に必要な基礎知識

75巻7号(2021年7月発行)

今月の臨床 専攻医必携! 術中・術後トラブル対処法―予期せぬ合併症で慌てないために

75巻6号(2021年6月発行)

今月の臨床 大規模災害時の周産期医療―災害に負けない準備と対応

75巻5号(2021年5月発行)

今月の臨床 頸管熟化と子宮収縮の徹底理解!―安全な分娩誘発・計画分娩のために

75巻4号(2021年4月発行)

増刊号 産婦人科患者説明ガイド―納得・満足を引き出すために

75巻3号(2021年4月発行)

今月の臨床 女性のライフステージごとのホルモン療法―この1冊ですべてを網羅する

75巻2号(2021年3月発行)

今月の臨床 妊娠・分娩時の薬物治療―最新の使い方は? 留意点は?

75巻1号(2021年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 生殖医療の基礎知識アップデート―患者説明に役立つ最新エビデンス・最新データ

74巻12号(2020年12月発行)

今月の臨床 着床環境の改善はどこまで可能か?―エキスパートに聞く最新研究と具体的対処法

74巻11号(2020年11月発行)

今月の臨床 論文作成の戦略―アクセプトを勝ちとるために

74巻10号(2020年10月発行)

今月の臨床 胎盤・臍帯・羊水異常の徹底理解―病態から診断・治療まで

74巻9号(2020年9月発行)

今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅱ)―母体合併症の影響は? 新生児スクリーニングはどうする?

74巻8号(2020年8月発行)

今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅰ)―どんなときに小児科の応援を呼ぶ?

74巻7号(2020年7月発行)

今月の臨床 若年女性診療の「こんなとき」どうする?―多彩でデリケートな健康課題への処方箋

74巻6号(2020年6月発行)

今月の臨床 外来でみる子宮内膜症診療―患者特性に応じた管理・投薬のコツ

74巻5号(2020年5月発行)

今月の臨床 エコチル調査から見えてきた周産期の新たなリスク要因

74巻4号(2020年4月発行)

増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル

74巻3号(2020年4月発行)

今月の臨床 徹底解説! 卵巣がんの最新治療―複雑化する治療を整理する

74巻2号(2020年3月発行)

今月の臨床 はじめての情報検索―知りたいことの探し方・最新データの活かし方

74巻1号(2020年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 周産期超音波検査バイブル―エキスパートに学ぶ技術と知識のエッセンス

73巻12号(2019年12月発行)

今月の臨床 産婦人科領域で話題の新技術―時代の潮流に乗り遅れないための羅針盤

73巻11号(2019年11月発行)

今月の臨床 基本手術手技の習得・指導ガイダンス―専攻医修了要件をどのように満たすか?〈特別付録web動画〉

73巻10号(2019年10月発行)

今月の臨床 進化する子宮筋腫診療―診断から最新治療・合併症まで

73巻9号(2019年9月発行)

今月の臨床 産科危機的出血のベストマネジメント―知っておくべき最新の対応策

73巻8号(2019年8月発行)

今月の臨床 産婦人科で漢方を使いこなす!―漢方診療の新しい潮流をふまえて

73巻7号(2019年7月発行)

今月の臨床 卵巣刺激・排卵誘発のすべて―どんな症例に,どのように行うのか

73巻6号(2019年6月発行)

今月の臨床 多胎管理のここがポイント―TTTSとその周辺

73巻5号(2019年5月発行)

今月の臨床 妊婦の腫瘍性疾患の管理―見つけたらどう対応するか

73巻4号(2019年4月発行)

増刊号 産婦人科救急・当直対応マニュアル

73巻3号(2019年4月発行)

今月の臨床 いまさら聞けない 体外受精法と胚培養の基礎知識

73巻2号(2019年3月発行)

今月の臨床 NIPT新時代の幕開け―検査の実際と将来展望

73巻1号(2019年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 エキスパートに学ぶ 女性骨盤底疾患のすべて

72巻12号(2018年12月発行)

今月の臨床 女性のアンチエイジング─老化のメカニズムから予防・対処法まで

72巻11号(2018年11月発行)

今月の臨床 男性不妊アップデート─ARTをする前に知っておきたい基礎知識

72巻10号(2018年10月発行)

今月の臨床 糖代謝異常合併妊娠のベストマネジメント─成因から管理法,母児の予後まで

72巻9号(2018年9月発行)

今月の臨床 症例検討会で突っ込まれないための“実践的”婦人科画像の読み方

72巻8号(2018年8月発行)

今月の臨床 スペシャリストに聞く 産婦人科でのアレルギー対応法

72巻7号(2018年7月発行)

今月の臨床 完全マスター! 妊娠高血圧症候群─PIHからHDPへ

72巻6号(2018年6月発行)

今月の臨床 がん免疫療法の新展開─「知らない」ではすまない今のトレンド

72巻5号(2018年5月発行)

今月の臨床 精子・卵子保存法の現在─「産む」選択肢をあきらめないために

72巻4号(2018年4月発行)

増刊号 産婦人科外来パーフェクトガイド─いまのトレンドを逃さずチェック!

72巻3号(2018年4月発行)

今月の臨床 ここが知りたい! 早産の予知・予防の最前線

72巻2号(2018年3月発行)

今月の臨床 ホルモン補充療法ベストプラクティス─いつから始める? いつまで続ける? 何に注意する?

72巻1号(2018年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 産婦人科感染症の診断・管理─その秘訣とピットフォール

71巻12号(2017年12月発行)

今月の臨床 あなたと患者を守る! 産婦人科診療に必要な法律・訴訟の知識

71巻11号(2017年11月発行)

今月の臨床 遺伝子診療の最前線─着床前,胎児から婦人科がんまで

71巻10号(2017年10月発行)

今月の臨床 最新! 婦人科がん薬物療法─化学療法薬から分子標的薬・免疫療法薬まで

71巻9号(2017年9月発行)

今月の臨床 着床不全・流産をいかに防ぐか─PGS時代の不妊・不育症診療ストラテジー

71巻8号(2017年8月発行)

今月の臨床 「産婦人科診療ガイドライン─産科編 2017」の新規項目と改正点

71巻7号(2017年7月発行)

今月の臨床 若年女性のスポーツ障害へのトータルヘルスケア─こんなときどうする?

71巻6号(2017年6月発行)

今月の臨床 周産期メンタルヘルスケアの最前線─ハイリスク妊産婦管理加算を見据えた対応をめざして

71巻5号(2017年5月発行)

今月の臨床 万能幹細胞・幹細胞とゲノム編集─再生医療の進歩が医療を変える

71巻4号(2017年4月発行)

増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか?

71巻3号(2017年4月発行)

今月の臨床 婦人科がん低侵襲治療の現状と展望〈特別付録web動画〉

71巻2号(2017年3月発行)

今月の臨床 産科麻酔パーフェクトガイド

71巻1号(2017年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 性ステロイドホルモン研究の最前線と臨床応用

69巻12号(2015年12月発行)

今月の臨床 婦人科がん診療を支えるトータルマネジメント─各領域のエキスパートに聞く

69巻11号(2015年11月発行)

今月の臨床 婦人科腹腔鏡手術の進歩と“落とし穴”

69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

icon up
あなたは医療従事者ですか?