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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科20巻1号

1966年01月発行

私の座右書

戦後最初に手にした洋書

著者: 遠藤幸三1

所属機関: 1国立金沢病院

ページ範囲:P.22 - P.22

文献概要

 座右の書というほどのものはないが,一番長く使っているのはTe Lindeの「operativegynecology」くらいだろうか,この本を始めて見たのは昭和24年で,戦後に始めて入手した洋書である。
 終戦後南方の米軍収容所で一年を送り,その間にJ.A.M.A.などを見て英語医学の進歩に目をみはった。復員後専門の洋書を求めるすべもなかったが,金沢の文化センター図書室で数冊のギネの本を見つけた時は天にも登る心地だった。Te Lindeはその中の一冊で,他に借り出すんもないままにほとんど専有できた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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