文献詳細
臨床
文献概要
はじめに
卵管間質部妊娠はまれな疾患で,臨床的診断は困難であり,ことに破裂前の診断はきわめて困難とされている。しかも,一たび破裂するとその症状は激烈で,しばしば大出血を来たし,重篤な症状をもたらすことがあるのは周知のとおりである。
わが教室では,昭和22年4月より昭和38年4月までに11例の間質部妊娠があるので,ここに報告し,2・3の考察を加えてみたい。
卵管間質部妊娠はまれな疾患で,臨床的診断は困難であり,ことに破裂前の診断はきわめて困難とされている。しかも,一たび破裂するとその症状は激烈で,しばしば大出血を来たし,重篤な症状をもたらすことがあるのは周知のとおりである。
わが教室では,昭和22年4月より昭和38年4月までに11例の間質部妊娠があるので,ここに報告し,2・3の考察を加えてみたい。
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