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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科20巻1号

1966年01月発行

薬の臨床

免疫学的妊娠診断法(Gonavis)の臨床的検討

著者: 村田善保12 船橋祐則12

所属機関: 1弘前大学医学部産科婦人科学教室 2国立弘前病院産科婦人科

ページ範囲:P.75 - P.78

文献概要

はじめに
 近年,免疫化学の進学に伴なつて蛋白性ホルモンである絨毛性gonadotropin (以下HCGと略記)に関しても補体結合反応(Brody & Carlström,19601),2))凝集阻止反応(Wide & Gemzell,19603)),沈降反応(McKean,19604))等を応用した免疫学的妊娠反応が考案され,実地医家の日常の臨床検査にも利用できるように改良された診断用試薬が市販されるようになつた。
 私たち5)〜13)はこれら数種類の試薬につき種々臨床的検討を行なつてきたが,今回は血球凝集阻止反応に属するGonavis (持田製薬)について検討したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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