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特集 産婦人科医に必要な臨床病理の知識その2
文献概要
はじめに
卵管の病変では炎症が主要なものであり,その後遺症として癒着,さらには卵管腔の閉塞をきたし,不妊の原因となる。従つて,婦人科的には不妊症における卵管の病態が主な対象となるが,その診断には卵管造影法が最も重要である。そこで不妊患者における最近の卵管造影法所見と術後の妊娠成立との関係について述べ,つぎに卵管形成手術例における病理所見についてふれたい。
卵管の病変では炎症が主要なものであり,その後遺症として癒着,さらには卵管腔の閉塞をきたし,不妊の原因となる。従つて,婦人科的には不妊症における卵管の病態が主な対象となるが,その診断には卵管造影法が最も重要である。そこで不妊患者における最近の卵管造影法所見と術後の妊娠成立との関係について述べ,つぎに卵管形成手術例における病理所見についてふれたい。
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