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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科20巻11号

1966年11月発行

雑誌目次

特集 新生児の臨床検査

出血性素因について

著者: 吉岡慶一郎

ページ範囲:P.867 - P.873

はじめに
 新生児期,ことに未熟児においては生後数日間しばしばメレナ,吐血,臍出血,頭蓋内出血,肺出血等の各種出血傾向を示し,そのうち肺出血,頭蓋内出血は直接新生児死亡の原因となる重篤な疾患である。先天性出血性素質や二次的原因によらないこれら一群の出血性疾患は新生児出血症,He—morrhagic disease of the newborn (Townsend),Morbus haemorrhagicus neonatorum (Salo—monsen)と呼ばれ,その出血傾向の成因は単一ではないが,主役を演ずるのは新生児期のプロトロンビンを始め,各種の凝固因子の低下による生理的凝固障害であり,これに分娩時の外力,anoxiaに基因するうつ血,毛細血管障害等が加わつて発生すると考えられる1)。一方血友病,無フィブリノゲン血症等の先天性出血性素質が新生児期に発症し,臍帯出血,メレナ等の出現することがある。この場合,新生児期の凝固障害の他に該当する単独因子の欠乏がある。また新生児血小板減少症,あるいは続発性の血小板減少症,凝固障害もある。これら各種の出血はその成因により治療法,予後を異にするので,その病態を知るために凝固能,血小板能等の検索が必要であり,特に凝固能に関しては個々の凝固因子を定量測定することが望ましい。しかしながら一方新生児は採血困難であり,確実に材料を得られないことが多い。

血液型ならびに同種免疫

著者: 白川光一

ページ範囲:P.875 - P.880

はじめに
 新生児の血液型,同種免疫に関する臨床検査といえば新生児溶血性疾患(胎児赤芽球症) hemoly—tic disease of the newborn,Morbus hemoly—ticus neonatorum (Erythroblastosis fetalis)に尽きるといつて過言ではないが,本症発生の第一条件は母児間血液型不適合の存在である。したがつて単に新生児についてのみならず両親についても,なるべくは分娩前から諸種の血清学的検査を施行することが必要である。

新生児黄疸の簡易検査と血清ビリルビン定量法

著者: 藤井とし

ページ範囲:P.881 - P.886

はじめに
 血清ビリルビン値,ビリルビン分画の測定は,新生児期の黄疸の鑑別診断となり治療の指針となる。すなわち新生児溶血性疾患,特発生高ビリルビン血症の際,正しく測定された血清ビリルビルン値により交換輸血の適応が決定されるので非常に重要な指標である。またビリルビン分画を知ることは核黄疸の診断の助けとなり,非閉塞型黄疸と閉塞型黄疸の鑑別診断にはかかせぬものである。

染色体の分析

著者: 菊池康基

ページ範囲:P.887 - P.892

はじめに
 数年前まで研究が非常に困難であつた人間の染色体も,最近では,末梢血のなかの白血球,骨髄細胞,あるいは皮膚組織の細胞などを用いて,容易に研究をおこなうことができるようになつた。これには,組織培養法,標本の作成法など,染色体研究のための技術の進歩に負うところが大きい。こうして人間の染色体に関する研究は,1959年以降,ここ数年のあいだにめざましい発展をとげたのである。
 人間の染色体数が46であることはすでに明らかな事実であるが,さらに,いままで原因不明とされていた,いくつかの先天性疾患が染色体の異常によつて起こることも明らかにされた。 このようにして人間の染色体異常についての研究は,人類遺伝学,あるいは臨床医学と提携して先天性疾患の診断や,その発生原因を解明するために大きな役割をになつている。

成熟度の判定法

著者: 有泉基水

ページ範囲:P.893 - P.896

はじめに
 新生時期において,生れた子の生命および後遺症の予後を正しく判定評価することは,なかなか困難なことである。しかしまた,最も必要なことの一つでもあると考える。これらの予後を左右する最大の要因は,新生児の成熟度と分娩によるストレスの大小である。したがつて,新生児期にその成熟度を適確に知ることは大切なことである。しかしながら出生直後においては,分娩自体によるストレスの大小が,新生児の生命および後遺症の予後に大いに影響しているため,新生児の成熟度を判定するためには,いきおい,従来より用いられている"いわゆる成熟兆候",身体計測値,骨の発育程度,および血液化学的方法などによらなくてはならない1)。ここでは,これらの方法の2,3について述べ,これとは趣を異にした機能的な方法である,Graham,Rosenblilth5),7)らの用いている術式について紹介したい。
 もちろん,この方法は,生後数日して分娩による影響の去つた時期において役立つ方法であるようであり,統計的にもまだ,標準化されていないが,漸次follow upしたデーター6)もみられる傾向にあるので,あえて述べてみたい。

Screening testの計画

著者: 安達寿夫

ページ範囲:P.897 - P.900

はじめに
 最近,新生児の管理が注目をあつめているもつとも大きな理由は,いかにしたら変動の大きい新生児期に異常児を適時にもれなく発見できるかということであろう。新生児疾患のほとんど大半はこの時期にしかみられない独特のものであり,しかももつともしばしばみられる呼吸異常,嘔吐・黄疸などの主要症状は正常児でも子宮外生活に適応するための一つの適応症状としてみられるので,正常と異常を区別することが新生児疾患の第一の手がかりとなる。したがつてこの適応症状がまつたく消失するまで,すなわち生後7〜10日ころまでの新生児期には症状の種類や程度を観察記録し,その変動をみることによつてある一定の限界を越えたときはレントゲン写真や血清ビリルビン検査などの臨床検査によつて確実な診断をなし得るような管理体制が,すべての新生児にとつて必要となる。
 ここに新生児独特のscreenig testの必要性が生じてくる。

微量化学検査

著者: 大場康寛 ,   佐々木匡秀 ,   柴田進

ページ範囲:P.901 - P.907

はじめに
 近年,臨床化学の進歩はめざましく,簡単な定性的な検査からなり複雑な検査まで日常検査として組入れられ,臨床各科の診断・治療に役立てられていることは衆知のところである。しかし,この臨床化学にも一つの大きな盲点とも称すべき隘路が存在している。それは小児ことに新生児のための臨床化学である。事実,産科あるいは小児科医より各種血清成分の測定依頼があつても,現在の臨床化学部門ではそれに対応する術をもたず,無為に終ることがしばしばである。その最大の原因は,何といつても乳幼児ことに新生児からの採血が非常に困難であることがあげられよう。たとえ採血ができても成人ほど多くは採取でき得ないし,それに加えて現在,臨床化学で広く行なわれている定量術式では,一種類の成分を測るのにその大部分は試料(主として血清)0.1〜0.5mlを必要とする1)。従つて新生児から得られる程度の血液量では,ほんの2〜3種類の血清成分が測定できるに過ぎない。すなわち,常に必要かつ十分な試料が得られないことが,新生児および小児における臨床化学検査の進展を阻止しているといつても過言でなかろう。
 我々は過去数年間,これら新生児,乳幼児はもちろん,採血の困難な重症患者や肥満者に対しても十分な臨床化学的検査のサービスが可能になるような超微量定量術式の考案に努力を続けてきた。

グラフ

子宮頸部内リンパ管の観察

著者: 井槌進

ページ範囲:P.865 - P.866

 子宮頸部リンパ系の研究については従来,V.Franqué,屋代ら2〜3の発表をみるのみで,リンパ系の詳細を観察したものはないようである。我々は,子宮頸部の初期浸潤癌においてもすでに骨盤内リンパ節転移がみられることがあるという観点から,子宮頸部リンパ管の形態,構築,管壁の構造およびリンパ流動の方向などについて検討をすすめているが,このグラフの頁には子宮頸部に墨汁や硝酸銀液を注入して作製した透明標本にみられるリンパ管について供覧する。

外国文献

更年期婦人FSH, LH排泄/羊水置換による流産法

ページ範囲:P.873 - P.873

 Albert, A.&Mendoza, D.:Daily fluctuation in excre—tion of follicle stimulating and luteinizing hormones by a postmenopausal woman.JCEM 26(4):371-380, April 1966.
 従来,更年期婦人の下垂体HPG排泄は日によつて2〜3倍の変動があるとされていた。著者は46才婦人,7年前卵摘の1例について,17日間FSH,LH排泄を調べた。まず下垂体ゴナドトロピン量をNIH-HPG—UPM-I mgEqとして測定したところ,平均19〜20で,日により12,別の日に34というように,2〜3倍の排泄量変動がある。FSHはinter—national unitとして表現,111-204の間にあつて,日日の変動が明らかである。LHは24〜72iuの間でやはり日日変動著明。FSH/LHの比は1.9〜5.7の間であつた。
 以上の所見から,HPG測定はmouse uterine weight法で,比較的安定したよい結果がえられるといってよい。つぎに,HPGは日日変動として2〜3fold fluctがあることが確実である。FSH,LH測定は日日のoverlapがない。FSH/LHの比は2〜3fold以上の変動を示す。

落穂拾いと老爺感傷と・13

人類に於ける生存多胎性の限度

著者: 安藤畫一

ページ範囲:P.908 - P.909

まえがき
 思いついて計画した落穂拾いも,さて実行してみると思いに任せぬ。殊に毎月連続的にということはなかなかに困難で,目を皿のようにして努めながら発見が思うようにならぬ。それが落穂の本質だと観念はしても,さりとも今更にこの項を断念はしきれぬ。それで時々に純粋に落穂でないものをも混入した。これだと何とか連載もできそうに思えたので,題名にも「老爺感傷」を附帯させることとした。夥しく多数の産婦人科研究の中で有意義でありながら多忙なために関心事とせぬ「テーマ」を老爺人なりに注意してその大要を紹介することとしたのである。当初に志した純粋な落穂ではないが,かなりそれに似たものをと志したことを寛恕して戴きたい。それによつて約2頁と定めた初志を改めて,題材によつては3〜4頁ともなることを認めても戴きたい。その第一に選んだのが人類に於ける生存多胎性の限度についてである。

MY THERAPY in Series・48

柄付き吸引カップの試用

著者: 赤堀和一郎

ページ範囲:P.910 - P.911

 吸引分娩が普及し始めてからまだ10カ年にもならないと思うが,Vakuum Extraktorは今日産科医にとつて鉗子と共に最も必要な器具となつている。本法に対しては従来その使用法,母児に対する影響等,種々論議され,急速逐娩法として母児に対する障害は鉗子より著しく少なく,安全かつ操作も簡単であることが認められている。しかし実際使用する際になお1,2の問題点がないわけではない。
 Malmström型装置を使用する際,索引中にカップとゴム管の接続部がゆるんで空気が入り,吸着力が弱まるため,急にカップが滑脱するような場合によく遭遇する。これは内部の鎖の引き方が不十分な時おこりやすいが,十分かけておつても,ゴム管に手をかけて引くような場合によくおこるように思う。特にいく分抵抗が強く,気を引きしめて索引する時などスーツと空気もれがしてしまうのは全く拍子ぬけのするもので,つい面倒になつて鉗子に切替えてしまう。

分娩時の胎勢異常について

著者: 松岡松男

ページ範囲:P.911 - P.912

 妊娠末期に胎向が第二分類を示している妊婦については,たとえ頭位であつても特にマークしておく必要がある。分娩に際し,しばしば回旋異常を起こす。幸いにして大多数例は分娩進行にともなつて後頭位に回旋するものであるが,少数例では反屈位胎勢となつて,分娩が遷延し,鉗子分娩あるいは帝王切開等の適応となる可能性を覚悟していなければならない。また児頭が固定する似前に破水が起こつた場合は,上肢の脱出も起こり得る。
 外診上第二分類を疑わしめる兆候は,小部分は明瞭でありながら,児背を触知しがたいこと,児心音が深部に,あるいは耳に遠い感じで聴こえることである。この場合,小部分と反対側の外側方に聴心器を当て,水平方向から心音聴取を試みると,明瞭に聴きとることができる。ただし強度の反屈位(顔面位あるいは前額位分娩になる可能性あり)の場合は,心音はかえつて小部分側で明瞭である。これは児の胸壁が子宮壁に密接しているためである。

日常診療メモ・31

子宮頸癌手術手技のあれこれ(その3)

著者: 清水直太郎

ページ範囲:P.913 - P.916

X.右側の尿管分離
 広皺襞後葉の辺縁に浅く鉗子をかけて引きあげておき,子宮頸部と骨盤漏斗靱帯外側断端との中間部で,剪刀の凹面を後葉に向け,その先端で後葉についている尿管をおしさげ,ついで剪刀の凸面を後葉にむけ,尿管を後葉からすくいあげるようにして,尿管を遊離する。あるいは後葉の辺縁を牽引して緊張させ,尿管を左手の拇示2指でつまんでひきあげておき,剪刀で後葉を圧排するようにして分離する。かくして一部遊離した尿管に尿管鉤をかけて緊張させつつ剪刀の先で後葉からの分離を拡大する。この分離を子宮頸部に向けて進めたら,膜様になつた後葉を,子宮から少しはなれて子宮頸側縁にそつて切り下げる。これによつて低くなつた後葉縁に改めて鉗子をかけなおして後葉を緊張させておき,剪刀の先で子宮頸部の近くまで(子宮旁結合織内に入るところまで)尿管の分離を進めておく。子宮旁結合織に入るところで分離を強行すると出血がおこりやすく,その止血には尿管損傷の危険が伴うので無理をさける。

私の座右書

古くなつてもやはり見たくなる三書

著者: 松浦鉄也

ページ範囲:P.916 - P.916

 医学は日進月歩,座右の書もいつのまにか古くなる。しかし,その中で,やはり文字通り手元においてくり返し頁をめくるのは次の三書である。
 1) 真柄正直著「腟式手術」南山堂刊。

臨床

子宮外に発生した悪性絨毛上皮腫の興味ある症例とその考察

著者: 北川司良 ,   横山繁樹

ページ範囲:P.917 - P.922

はじめに
 悪性絨毛上皮腫の90%は子宮に原発するが残りは卵巣,卵管,腟,外陰あるいは肺,胸腺などに原発するといわれている。もつともその中には子宮に原発して転移を起こし,転移巣が増大するにつれて子宮の原発巣が退化消失するものもあることが考えられ,腫瘍の発生過程には,なお若干の疑問が残されているが,臨床像として子宮になんらの変化を認めない悪性絨毛上皮腫の存在することは事実である。特に胸腺においてはいわゆるprimary extragenital chorionepitheliomaが発生することが認められており,Jernstrom1)は彼の症例までにすでに43例の報告があることを記載している。したがつてこうした症例が婦人科似外の領域で取扱われることも不思議ではなく,その中でも肺,後腹膜等の転移巣が原発性悪性腫瘍と考えられて切除されたという報告はまれではない。子宮原発性の悪性絨毛上皮腫においても,死亡例の大部分−17例中16例2)—に肺転移が認められるので,こうした肺転移巣,なかんずく孤立性の腫瘍に対して肺切除が行なわれる可能性はもつとも多いと考えられる。
 悪性腫瘍の孤立性肺転移巣を切除することについてParker3)は最長11年の生存例を含む彼の7例の経験から切除はかならずしも無意味ではなく,根治はかりに不可能としてもこれら患者に対する処置として十分価値があることを強調している。

薬の臨床

腟炎に対する新フランセエフ錠の効果

著者: 杉本乾治

ページ範囲:P.927 - P.931

はじめに
 産婦人科の外来を訪れる患者のうち,帯下および外陰部掻痒感を訴える者は比較的多く,しかも治療に抵抗を示すもの,あるいは一時治癒してもしばしば再発するものが多いので,その治療に困惑をおぼえることはしばしばである。したがつてその治療開始に際して,すぐれた効果を示す薬剤の登場が望まれるわけであるが,腟炎ではその原因によつて,現今トリコモナス性,カンジダ性,細菌性,老人性および内分泌不全性等に分けられ,その治療もそれぞれの原因に最も適応した治療薬剤が当然必要なわけである。
 今回,持田製薬より現在市販されているフランセエフ錠の改良品,新フランセエフ錠が製造されたので,帯下および外陰部掻痒感を訴えて阪大病院および近畿中央病院外来を訪れる腟炎患者に投与して,その効果について検討を加えたので,その概要を報告する。

BuTDS (持続型活性B1)による和痛分娩

著者: 田代仁男 ,   森憲正 ,   藤崎俊一 ,   鏡輝雄 ,   宮川勇生

ページ範囲:P.933 - P.935

はじめに
 分娩時の苦痛が,生理的なものとして放置された時代は過ぎて,"産婦は楽な分娩"をのぞみ,また,分娩に立会う側でも,必要以上の苦痛がもたらすストレス効果を,何らかの方法で除去しようとする傾向が積極的となつた。無痛あるいは和痛分娩の第一条件は,母児の安全であり,ついで,操作の簡単さが,実地上要求される。
 進歩した麻酔学の応用は,薬剤による無痛分娩を完全に近く実現したが,麻酔医としての訓練と,実地上の繁雑さはまぬがれず,現在なお一般に普及しているとはいえない。

産科領域におけるIsodine Surgical Scrub

著者: 福岡俊一 ,   植村一郎 ,   阿蘇哲 ,   鵜野和也 ,   長谷川寿彦 ,   岡本将器

ページ範囲:P.937 - P.941

はじめに
 P.V.P.ヨードが従来のヨード過敏性を持たない優秀な殺菌剤であることは,すでに,我々がその使用経験を第15回日本産科婦人科学会総会1)で発表しているが,今回,さらに術者の手指および手術野の殺菌消毒を主目的としたIsodine SurgicalScrubを産科領域に使用し,あわせて,その殺菌効果を,細菌学的検索を加味して臨床的に検討したので,ここに報告する。
 なお,使用せるIsodine Surgical ScrubはP.V.P.ヨードを主剤とし,それに数種の界面活性剤を加え,pHを調整せる水溶液で,本液100ml中P.V.P.ヨード7.5gが含まれている。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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69巻11号(2015年11月発行)

今月の臨床 婦人科腹腔鏡手術の進歩と“落とし穴”

69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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