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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科20巻11号

1966年11月発行

文献概要

MY THERAPY in Series・48

柄付き吸引カップの試用

著者: 赤堀和一郎1

所属機関: 1神戸大学産婦人科教室

ページ範囲:P.910 - P.911

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 吸引分娩が普及し始めてからまだ10カ年にもならないと思うが,Vakuum Extraktorは今日産科医にとつて鉗子と共に最も必要な器具となつている。本法に対しては従来その使用法,母児に対する影響等,種々論議され,急速逐娩法として母児に対する障害は鉗子より著しく少なく,安全かつ操作も簡単であることが認められている。しかし実際使用する際になお1,2の問題点がないわけではない。
 Malmström型装置を使用する際,索引中にカップとゴム管の接続部がゆるんで空気が入り,吸着力が弱まるため,急にカップが滑脱するような場合によく遭遇する。これは内部の鎖の引き方が不十分な時おこりやすいが,十分かけておつても,ゴム管に手をかけて引くような場合によくおこるように思う。特にいく分抵抗が強く,気を引きしめて索引する時などスーツと空気もれがしてしまうのは全く拍子ぬけのするもので,つい面倒になつて鉗子に切替えてしまう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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