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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科20巻3号

1966年03月発行

日常診療メモ・25

産婦人科治療における腸管手術(その3)

著者: 清水直太郎1

所属機関: 1九州大学温研産婦人科

ページ範囲:P.190 - P.196

文献概要

 婦人科診療に関係の多い大腸部分は廻盲部,S状結腸および直腸である。これらの部分の疾患,ことに悪性腫瘍を,子宮附属器疾患等と考えて開腹した場合等には,腸管の通過障害があれば一応腸内容を排除するか,あるいは後日の根治手術の第1段階としての人工肛門造設術を行ない,後事を専門医に委ね協力する。実地上問題になるのは主として右側附属器疾患に関連しての廻盲部切除,左側附属器疾患ないしS状結腸損傷に関連してのS状結腸切除等である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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