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臨床
単眼症の1剖検例
著者: 太田五六1 佐々木博也1 竹内桂一2
所属機関: 1金沢大学医学部医動物学教室 2国立金沢病院産婦人科
ページ範囲:P.219 - P.221
文献購入ページに移動単眼症(cyclopia)は,その特異な顔貌のために古くから人々の興味をひいたのは当然であり,その報告例も少なくない。外国では,1619年Truaffが最初にこれを報告し,1889年には,眼科医Bock1)により詳細な報告がなされている。本邦においては,更井2)(1891)が最初に報告して以来,今日まで約40数例の報告が見られる。われわれも最近単眼症の死産胎児を剖検する機会をえたので,ここに報告する。
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