文献詳細
特集 周産期傷害
文献概要
はじめに
周産期の胎児新生児傷害のなかで,最近とくに関心をもたれているのは吸引分娩との関係であろう。
この問題については昭和39年の第16回日産婦学会総会における三谷茂教授の臨床特別講演をはじめ,内外に数多くの報告がみうけられるが,まだ吸引分娩の適応そのものについて一致した見解がないので,一率に吸引分娩による児の傷害を論じがたい段階にある。
周産期の胎児新生児傷害のなかで,最近とくに関心をもたれているのは吸引分娩との関係であろう。
この問題については昭和39年の第16回日産婦学会総会における三谷茂教授の臨床特別講演をはじめ,内外に数多くの報告がみうけられるが,まだ吸引分娩の適応そのものについて一致した見解がないので,一率に吸引分娩による児の傷害を論じがたい段階にある。
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