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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科20巻6号

1966年06月発行

文献概要

臨床

急性羊水過多症を伴つた髄膜瘤の1例

著者: 中沢理1 井関英夫2 桜井皓一郎2

所属機関: 1市立大町病院産婦人科 2信州大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.472 - P.476

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はじめに
 羊水過多症は全妊娠中の0.1〜0.5%の頻度に認められ,羊水の増量状況より慢性羊水過多症と急性羊水過多症に大別される。急性は慢性の約1/10程度と比較的まれであるが,一般に重症なものが多く,治療によつて改善せず,流早産を起こすことが多い。
 また羊水過多症時には胎児に種々の奇形を合併することが多く,すなわち無脳児,脊椎破裂,消化器の閉塞などが多い。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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