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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科20巻6号

1966年06月発行

薬の臨床

婦人尿路感染症に対するキモタブ療法の経験

著者: 森新太郎1 更谷一夫1

所属機関: 1住友病院 産婦人科

ページ範囲:P.485 - P.487

文献概要

はじめに
 近時蛋白分解酵素が登場し,これに消炎脱浮腫作用のあることがみつけだされて以来,これが広範囲に臨床面に使用されるに至つた。
 これらの酵素には動物および植物より抽出されたものがあるが,われわれは今回その両者よりなるキモタブ錠(1錠中に動物性蛋白分解酵素トリプシン1mg=2,500単位と植物性蛋白分解酵素ブロメライン50mg=20,000単位を含有)を婦人科尿路感染症主として尿道膀胱炎に使用しその著効あることを認め,臨床使用にきわめて有利な薬剤であることを経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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