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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科20巻7号

1966年07月発行

特集 産科合併症・2

放射線と妊娠

著者: 田渕昭1 平位剛1 中川繁1

所属機関: 1広島大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.531 - P.536

文献概要

はじめに
 放射線による診断と治療は医学の進歩につれて増加する傾向があり,診断による被曝が人為的放射線の被曝の主要な原因となつてきた。医学的効果を害することなく障害の可能性を最小限度に止めるための工夫が問題となつておる。
 人間の放射線被曝に「これ以下の線量では障害を起こさない」という閾値があるかどうかは不明であるが,放射線防護の立場からは「いかなる低線量でも被曝した個人や集団には線量に比例して障害の可能性は増加する」と仮定して議論されておる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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