文献詳細
特集 産婦人科医のための臨床薬理・1
文献概要
はじめに
産婦人科における全身麻酔は,外来処置ならびに小手術の短時間麻酔と,子宮内容除去術のごとく短時間であるがさらに深い麻酔深度を要する麻酔,さらに帝王切開を含めた開腹手術時の麻酔に大別される。なお,最近では全身麻酔による無痛分娩も行なわれているので,以下これらの順に従い,現在多く使われている代表的な薬剤につき,その薬理作用を中心にして述べる。
産婦人科における全身麻酔は,外来処置ならびに小手術の短時間麻酔と,子宮内容除去術のごとく短時間であるがさらに深い麻酔深度を要する麻酔,さらに帝王切開を含めた開腹手術時の麻酔に大別される。なお,最近では全身麻酔による無痛分娩も行なわれているので,以下これらの順に従い,現在多く使われている代表的な薬剤につき,その薬理作用を中心にして述べる。
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