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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科20巻8号

1966年08月発行

私の座右書

感銘深き名著との出会い

著者: 野嶽幸雄1

所属機関: 1慶応大学

ページ範囲:P.646 - P.646

文献概要

 教職にある身として,常に最新の知見に留意する義務を負う私にとり絶え間なく到着する内外の新刊書や雑誌が文字通り座右書となつている。しかしそれらはまもなく机上から書棚に移されて座後書になつてしまう。この目まぐるしい閲読に際し私の脳裡にいつも浮ぶのはフランスの哲学者アランが与えた教養人の定義である。曰く「あらゆるものを読み,あらゆることを知り,あらゆることを忘却し洗練された精神のみを残し得る者」と。
 著書においてもまた然りで,その具象化の代表としてGreenhill,Ea—stman,Novak等の名著をあげ得ようか。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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