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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科20巻8号

1966年08月発行

文献概要

研究

ESTROGENSのGAS CHROMATOGRAPHY

著者: 鈴木雅洲1 広井正彦1

所属機関: 1新潟大学産婦人科

ページ範囲:P.647 - P.653

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はじめに
 今日,われわれの利用しうる分析手段のうちで,最も適用範囲の広く正確迅速な方法はgas chro—matography以外にないといわれ,steroidの分析測定には必要欠くべからざる手段となつて来ている。近年,steroidsのgas chromatographyを応用した分析定量に関する報告を多くみるが,決して満足すべき状態に達していない現況である。これはsteroidsのgas chromatography自体の歴史があさく,十分その機能が発揮できない点と同時に,臨床検査法としてまたは代謝の研究に応用されるのには余りにもsteroidsが微量にしか混在していないことによるとも考えられる。
 著者らは現在estrogensのgas chromatogra—phyについて検討中であるが,ここに最近の文献よりestrogensのgas chromatographyの研究の大要を紹介したい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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