文献詳細
特集 産婦人科医のための臨床薬理・2
文献概要
I.制癌剤の概念──選択的毒性
制癌剤とは宿主の正常細胞には影響を及ぼすことなく,癌組織のみに選択的に障害を与える薬剤をいう。すなわち,制癌剤とは癌組織にたいして選択的毒性(selec—tive toxicity)を有するものでなければならない。
このような制癌剤の選択的毒性は次のようなIndexで数量化される。
制癌剤とは宿主の正常細胞には影響を及ぼすことなく,癌組織のみに選択的に障害を与える薬剤をいう。すなわち,制癌剤とは癌組織にたいして選択的毒性(selec—tive toxicity)を有するものでなければならない。
このような制癌剤の選択的毒性は次のようなIndexで数量化される。
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