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文献詳細

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臨床婦人科産科21巻10号

1967年10月発行

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新生児無呼吸/産後婦人の悪性腎硬化症

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ページ範囲:P.812 - P.812

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 Gupta, J.M.&Tizard, J.P.M.:The sequence of events in neonatal apno—ea.Lancet, 2:55-59, July 8, 1967.
 無呼吸新生児蘇生法は年々変化しているが,蘇生法が成功するのはむしろprimary apnoea (terminalでなく)で,頻脈(徐でなく),チアノーゼ(蒼白でなく),筋に緊張存し動かす。著者らはHammersmith Hosp.新生児研究ユニットで,正常分娩1594児について,Apgar (Cur.Res.Anesth.Anal.32:260, 1953)法のscoring (心拍,呼吸,緊張,反射,色を0,1,2と採点する)をこころみた。蘇生法を要しない正常新生児は心拍平均132。この記録の完全な1224児でApgarの6個の指標が最もよい状態50%,5個の指標最良24%,4指標以下26%。5〜6指標が最良の281児で,指標間の関係をうかがうと,例えば呼吸規則的なら1分以内に泣声を発し,筋緊張正,反射正,躯幹ピンク色,心拍100以下わずか0.1%など。生後1分apnoic91児(正常分娩26,異常分娩65),1/3は無呼吸は予想外であつた。
 この予想外の無呼吸26児のうち,1例は横隔膜ヘルニア,7例は頸部をとりまくきつい損傷あり,残る18例には原因見あたらない。異常分娩で無呼吸65児のうち23児は1分以内に泣いた。この23児は帝王切開,器械分娩で,母親は吸入麻酔であり,その影響が十分考えられる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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