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連載講座 産婦人科医のための血液学・11
新生児・未熟児の血液—II.新生児の主な血液疾患
著者: 田口信行1
所属機関: 1国立小児病院血液科
ページ範囲:P.893 - P.897
文献購入ページに移動I,新生児の貧血Anemia in the neonatal period
新生児の血液疾患のうち,最も多く重要なのは貧血である。貧血は種々の原因によつて起る。最も重要なのはisoimmunizationによる新生児溶血性疾患と胎生期または周生期の失血による貧血である。まれなものとして,先天性の再生不良性貧血や遺伝性球状赤血球症などがある。鑑別の要点を附図に示す。
新生児の血液疾患のうち,最も多く重要なのは貧血である。貧血は種々の原因によつて起る。最も重要なのはisoimmunizationによる新生児溶血性疾患と胎生期または周生期の失血による貧血である。まれなものとして,先天性の再生不良性貧血や遺伝性球状赤血球症などがある。鑑別の要点を附図に示す。
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