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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科21巻11号

1967年11月発行

症例

生下時体重5620gと5302gの巨大児経腟分娩例—その文献的考察ならびにPrediabetes (糖尿病前期)との関連について

著者: 熊坂高弘1 西望1 須賀田邦彦1 木村隆1

所属機関: 1東京医科歯科大学産婦人科教室

ページ範囲:P.911 - P.916

文献概要

はじめに
 巨大児といわれるもののうち生下時体重が5000g以上のものは,多くはない。その中で経腟分娩で生児をえられた例はさらに少なくなる。われわれは最近生下時体重5,620gと5,302gの2つの巨大児経腟分娩例を経験したので従来の報告例を調査し比較検討してみた。さらにPrediabetes(糖尿病前期)という概念が,産科領域でも問題にされる傾向にあるので,われわれの症例と関連して若干の考察を試みたので報告したいと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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