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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科21巻12号

1967年12月発行

雑誌目次

特集 産婦人科の救急処置

大出血の救急処置

著者: 品川信良

ページ範囲:P.947 - P.950

はじめに
 産婦人科領域の大出血のなかには,その本態がよく分かつていないため,本当に正しい治療が行なわれているとは,まだいえないものもあるが,大抵は,普通の止血や輸血の態勢さえ備わつておれば,なんとかなるものばかりである。しかし不幸にして,現在のわが国の実情は,それとは縁遠く,このため出血による死亡は,わが国における産婦人科患者死亡,なかんずく妊産婦死亡の主因の1つになつている。
 本稿においては,まず,1)基本的に大切な,いわばpremedicalな問題点をを2〜3列挙した上で,2)私たち産婦人科医が遭遇する大出血の個々の場合について,簡単に述べることにする。

腹部の激痛の救急処置

著者: 野嶽幸雄 ,   筒井章夫 ,   鈴木健治

ページ範囲:P.951 - P.953

はじめに
 日常の産婦人科臨床において,しばしば遭遇する急激な腹部の激痛を主微とする疾患は,緊急手術を要することが多く,また疾患相互の鑑別診断の困難なことから,それに対する処置に際しては,臨床医としての深い経験と知識を基礎とする高度の医学的判断が要求される。
 まず診断の第一段階は,その腹部激痛の原因が産婦人科領域のものか否かの鑑別にある。すなわち他科に属する疾患としては急性虫垂炎,イレウス,胃十二指腸潰瘍とその穿孔,胆石症,急性腹膜炎,急性胆管炎,急性膵臓炎及び壊死,急性黄色肝萎縮症,尿路結石症,回虫症等があるが,いずれの領域か決定し得ない場合は即刻各領域の1専門医への依頼が必要で,このためにも日常の診療での他科との緊密な連携の確立が必要とされるのである。

高熱の救急処置

著者: 川上博

ページ範囲:P.955 - P.959

はじめに
 高熱そのものが生命を脅かし,救急処置の対象となることはないが,高熱の原因となつている諸疾患に対して効急処置を行なわねばならない例は,しばしば経験される。
 これらの高熱の原因となる疾患は産婦人科領域においては主として骨盤内炎症pelvic inflamma—tionによるものであるが,これら以外の全身的疾患によるものも救急処置の対象となることがあるのは当然である。

ショックの救急処置

著者: 長内国臣

ページ範囲:P.961 - P.964

はじめに
 産婦人科のショックは1)〜5),全分娩の2〜3%に起こるまれなものであるが,その処置は迅速に行なわねばならない。またショックの展開は出血性ショック,産科ショック,麻酔ショックのいずれにしても循環系と呼吸系との障害によるものであるから,輸注療法と酸素吸入とが処置の主体となる。

けいれんの救急処置

著者: 岩谷宏 ,   源田哲郎

ページ範囲:P.965 - P.967

はじめに
 産婦人科領域において痙攣を起こす疾患としては,子癇,尿毒症,癲癇,ヒステリー,脳溢血,髄膜炎,脳腫瘍,破傷風,諸種中毒が挙げられるが,このうち子癇が最もしばしば見られ,しかも早期に適切な治療を必要とするのである。
 そこでまず子癇の診断の要点を述べ,ついで子癇を中心とする上記疾患の鑑別診断ならびに子癇の処置について述べることにする。

本院における産婦人科緊急患者の実態

著者: 街風喜雄 ,   北村進司

ページ範囲:P.969 - P.972

はじめに
 Emergencyということばは,産婦人科医にとつては,他科の疾病とくらべていささか趣きをことにすることが多い。なぜなら,分娩に関しては,つねに2つの個体を救うよう努力しなければならないことである。また,その疾病の大部分は(新生児疾患をのぞいて)失血で代表され,他科にくらべて,あまりにもaccidentであるということである。また,他方,産婦人科の疾病は,臓器それ自身から考えれば,よしんば,根治的にそれをとり去つても別段,生命に影響を及ぼさないが,しかし,新しい生命を生みだす臓器であつてみれば,そこには,やはり,他科と異質の制約がある。いま緊急処置ということを患者にできるだけ速かに適切な処置をとり,かつ,できるだけ生理現象をいとなめる状態に治療することが根本理念とするならば疾病そのものに対処するだけでなく,患者に対して将来の希望への考慮も必要となつてくるわけである。
 しかし,その場で速かに適切な処置をとるということは,実際には多くのむずかしい問題がひそんでいる。それは生命の発生からはじまつて,妊娠・分娩の生理,その病態,そして新生児の疾病と本質的にして最も重要な部分が未解決のまま山積され,客観的検査法も研究途上にあり,熟練した経験が優先される現状に問題がある。

グラフ

Waters氏法による腹膜外帝王切開術

著者: 明石勝英 ,   小森昭

ページ範囲:P.943 - P.946

 腹膜外帝王切開術にはLatzko氏法とWaters氏法の2つの代表的術式がある。Latzko氏法は膀胱側方の膀胱筋膜を切開して外側臍靱帯を結紮切断し,側方より膀胱を剥離する方法である。これに対しWaters氏法は,膀胱正面の膀胱筋膜を切開して膀胱筋層をむき出しにし,中臍靱帯を結紮切断して膀胱を剥離し子宮頸部前壁に到達する方法である(図1,2,3,4)。したがつて本法はLatzko術式に比し,手術野が広い,子宮口開大度に制約なく施行しうるなどの利点を有するより解剖学的方法である。

外国文献

頸管 precancer/病的妊婦の代謝

ページ範囲:P.953 - P.953

 Me Laren, H.C.:Conserva—tive management of cervical pre-cancer.J.Obst.Grn.Brit.Cwlth.74(4):487-492, Aug.1967.
 Birmingham大学1952〜1965年間にconization (C)200列(うち159はsmear陽性のため,41例はsmear陰性なるも肉眼所見異常)を行つて,precancerの診断と治療には,これが必要で,かつその後のfollow—upが大切なことを強調した。
 Conization後,切断を行つた38例のうち明らかなCaは10例,Ca in situ14例,正常14例で,C後に切断の必要なのは9%にすぎない。C後は保存療法で十分と思われるものが大部分だが,ここで,follow-uPは慎重に行な,べきことを,症例をあげて力説している。著者はC後follow—upできなかつたもの10%であつた。Cの合併症は,直後には出血が主で,後からは炎症がまれに加わるにすきない。C後に切断に反対する理由は,1)後から検査してCaがなく無意味に子宮を失うものが多い,2) C後すぐ切断を行うのは感染および血栓栓塞の危険あり,3)不妊となる,4)細胞診で十分である。Cだけなら妊娠可能で,妊娠可能年令112例のC25例で39回の妊娠を得た。この25例は正常の頸管機能をいとなんだ。しかしCが頸管機能に及ぼす影響は更にくわしい研究を必要としよう。

連載講座 産婦人科医のための血液学・12【最終回】

新生児溶血性疾患と交換輸血

著者: 井槌進

ページ範囲:P.973 - P.979

はじめに
 "母児間血液型不適合"の問題は最近とみに一般の関心が高まり,子供が脳性麻痺になつた原因を交換輸血の時期を誤つた医師の責任にあるとさえする訴訟問題が新聞に報道され,また血液型不適合妊娠が未婚女性の関心事になつているときくほどである。これらに対する正しい知識の普及に努力すべきはもちろんであるが,われわれ産科医がこの問題に適確に対処することは,切実な社会的要求でもあろう。以下,新生児溶血性疾患とその対策としての交換輸血の概略について2,3の要点を述べる。

Isotope入門・6【最終回】

女性性器癌と放射性燐

著者: 山田文夫

ページ範囲:P.981 - P.984

I.放射性憐
 放射性燐には,2915P,3015P,3215P,3315P3415Pなどの種類があるが,通常用いられるのはこのうち3215Pで一般的にはNa2H32PO4の形で供給されている。3215Pはβ—型の崩壊形式をとり,その物理学的半減期は14.3±0.4日(すなわち4.7%/日)で,生物学的半減期は6〜11日と称せられている。そのβ線エネルギーは1.69 MeVで組織中の最大飛程距離は8 mm,その大部分は3mm以内で吸収される。またそのβ粒子はlmCiにつき約37,000,000atomper secondといわれ,体内に投与された場合の放射線量は,3215Pの1.1μCiが組織1kg中で完全に崩壊した場合1repである。
 このような性状をもつ3215Pは女性性器癌の病態生理の研究に利用されるほか,診断面にも応用される。3215Pの放射能測定にはふつうガイガー・ミユラー計数装置が用いられるが,特殊な計数管を用いることもある(たとえば腟内挿入用小型針状管など)。またラジオオートグラフによる観察も利用される。

研究

癌とホルモン—子宮癌発生を中心として

著者: 鈴木正彦 ,   本多啓

ページ範囲:P.985 - P.990

はじめに
 腫瘍の発生機序におけるhormoneの役割は近時最も注目されている重要な研究テーマの一つである。子宮癌の発生ならびに増殖とsteroid hor—moneとの関連については,子宮がsteroid hor—moneの最も直接的なtarget organであることから古来数多くの実験的および臨床的な検索が行なわれてきたが,その間の作用機序と意義については今日なお十分に明らかにされたとはいえない。
 実験的あるいは臨床的にhormoneと癌との関連を比較的明確に示すのは,hormone支配下の臓器の中でも乳癌や前立腺癌がよく知られており,それらについてはそのhormone依存性に基づいた内分泌療法が確立され,臨床的に重要な治療法の一つとなつているが,子宮癌においては,その発生増殖の面,さらには治療の面での内分泌学的探求ははなはだ不十分である。

ストレス時における尿中3—Methoxy−4—Hydroxymandelic acid (V.M.A.)排泄量の変化

著者: 只野寿太郎 ,   平沢政人

ページ範囲:P.991 - P.993

はじめに
 Stressと内分泌平衡の問題は,内科領域のみならず外科領域においても,多くの関心が示されている。外傷や外科的侵襲時の生体防衛反応についてはCannonやVon Euler1)2)らは,交感神経副腎髄質系を重視し,副腎髄質から分泌されるAdre—nalinとNoradrenalinの作用を示した。これに対しSelye3)らは下垂体副腎皮質系による適応症候群学説を体系づけ,ここに生体のstressに対する反応として交感神経副腎髄質系による緊急反応と下垂体腎皮質系による警告反応の2つが明らかにされた。生体侵襲時のAdrenalin,Noradrenalinの動態に関する研究は,測定法の困難さのために余り高く評価されなかつたが,最近Catecholaminの測定法は著しく進歩し,徴量定量もある程度まで可能になつた。しかし,日常臨床検査室で測定をおこなうにはまだ種々の点で制約を受ける。
 これに対し,Adrenalin,Noradrenalinの生体内での主要代謝産物である3—Methoxy−4—HydroxyMandelic acid (V.M.A)は,尿中に比較的大量に排泄され4),診断的意義5)もCathecholamineに劣らないとされている。

産婦人科領域における矢田部—ギルフォード性格試験の応用に関する研究

著者: 時永達已 ,   満野博章

ページ範囲:P.995 - P.997

はじめに
 産婦人科領域においても精神身体医学(PSM)の概念が導入されて久しい1)2)。可能な限り理想的な医者患者関係(Physician-Patient Relationship)を得る根本は医師の患者に対する愛情であり,詳細な面接と観察であるが,客観的判断に負う点が大きく,この欠点を補うために心理テストの持つ意義は大きい。
 ただし臨床心理学専攻者との有機的提携の得られる心身症外来を欠く現況において,婦人科患者を精神科に紹介することは我国における結婚観念からして多くの抵抗が生ずる場合があり3),我々も婦人の一生を不幸におとし入れた苦い経験がある。従つて了解可能な範囲にある婦人は当科で管理を続ける症例が多い。

学会展望

昭和42年日本産科婦人科学会臨床大会—シンポジウムを中心に

著者: 橋口精範

ページ範囲:P.998 - P.999

 昭和42年日本産科婦人科学会臨床大会は,10月24日(火),25日(水)の2日間にわたり,鳥取大学西島義一教授が会長となり,米子市において開かれた。大会は,臨床大会にふさわしいテーマによる9つのシンポジウムと,126の一般演題が3つの会場で行なわれた。そのうち,いくつかのシンポジウムを中心にしてその印象をのべてみたい。

症例

副角妊娠摘除後に生児を得た1例

著者: 米田巧 ,   根本謙

ページ範囲:P.1001 - P.1003

はじめに
 われわれは,最近,精子外遊走による,右痕跡副角妊娠術後に,主角に妊娠し,帝王切開により生児を得た一例を経験したので報告する。

薬の臨床

子宮頸癌手術後尿路感染の実態とR−657(Hippramine)による治療経験

著者: 関場香 ,   新太喜治 ,   秋本晄久 ,   砂山有生

ページ範囲:P.1009 - P.1012

はじめに
 子宮頸癌根治手術後の排尿障害対策についてこれまてにも多数の報告がなされているが,現在なお適確なる効果を期待できるものはない。我々の子宮頸癌手術療法は岡林式広汎子宮剔除術を基本術式とし,術後は岡大式尿路管理法を行なつている。
 すなわち,術後手術場にて尿道をヘガール氏拡張器で14号まで拡張し,15号ネラトンカテーテルを5日間留置し,術後6日目の朝抜去して後4時間毎の定時導尿,即ち自尿試験を開始する。自尿試験中は毎回残尿量を測定し,残尿量50cc以下が3日間連続すれば自尿試験終了ときめている。この自尿試験後5〜6日してなお成績不良の場合には,ヘガール氏拡張器13号ぐらいまで尿道拡張を2〜3日連続施行し,更に副交感神経刺激剤,下垂体後葉製剤等を併用している。しかし,留置カテーテル及び時間導尿は,婦人の外尿道口部の解剖的特徴および手術後の膀胱麻痺ならびに尿管走行の異常,狭穿等によつて,上行性尿路感染症の機会を非常に多くしている。しかも尿路感染症は膀胱機能の回復を遅らせ,予後にも影響を与える重大な問題である。加うるに近年は多種の抗生物質の乱用による耐性菌の出現により,尿路感染症の早期根治が困難となりつつある。

Bestinによる妊娠時下腿痙攣および神経痛様疼痛の治療

著者: 宮崎好信

ページ範囲:P.1013 - P.1016

はじめに
 私達1)は妊娠時には低Ca状態が起こること,そしてその治療には各種Ca含有製剤が効果があることを報告した。また妊娠時低Ca状態の表現と考えられる下腿痙攣症候群にCa含有製剤が有効てあることも報告したが,今回は下腿痙攣症候群と妊婦の坐骨神経痛様疼痛に対して妊産,授乳婦用ビタミン・カルシウム剤Bestinを試用したので,その成績を報告する。

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「臨床婦人科産科」第21巻 総目次

ページ範囲:P. - P.

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

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今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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